皆様こんにちは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

前回よりご紹介しているキハ58系本州用の前面幌枠の切れ込みですが、今回は東急車輛製の車両を見てみたいと思います。

 

2.東急車輛

 

昭和35年度債務 (1~10)

 

↑キハ28 2002・2008 幌枠に切れ込みがあります。

 

キハ28の第1陣は東急車輛製のキハ28 1~10でした。この昭和35年度債務車は量産先行車の意味合いが強く試作要素が後の量産車に近づいていきましたが、キハ28ではほぼ量産車と同じ形態で出場していました。量産車との違いは後位側乗降ドア脇の手すりが細いことくらい?(これまたマニアックな…)

 

ご覧の通り確認できた全車で幌枠に切れ込みがあります。

 

次は昭和36年度本予算(内示)の11~13です。「36-10改正」前に本格的に増備されたグループですが、キハ58は11から70まで一気に60両も増備されましたがキハ28は3両しか製造されていません。自分で撮った写真はありませんが、ネットや書籍の写真によると切れ込み有りです。

 

続いて昭和36年度本予算(残)の51~75・801~804です。

 

↑キハ28 5502(元2068) 幌枠に切れ込みがあります。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがあります。

 

次の東急車輛製は昭和36年度第2次債務の104~121です。

 

↑キハ28 2118 幌枠に切れ込みがあります。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがあります。

 

次の東急車輛製は昭和36年度第3次債務の131~137です。

 

↑キハ28 2133 幌枠に切れ込みがあります。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがあります。

 

次の東急車輛製は昭和37年度本予算の138~156です。

 

↑キハ28 2142 幌枠に切れ込みがあります。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがあります。

 

次の東急車輛製は昭和37年度民有債の157~176です。東急車輛製が続きます。

 

↑キハ28 2159、5510(元2169) 幌枠に切れ込みがあります。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがあります。

 

次の東急車輛製は昭和37年度第1次債務の177~189です。東急車輛製が続きます。

 

↑キハ28 5511(元2177) 幌枠に切れ込みがあります。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがあります。

 

次の東急車輛製は昭和37年度利用債の805~813ですが自分で撮った写真はありません。ネットや書籍の写真によると切れ込み有りです。

 

次の東急車輛製は昭和38年度本予算の301~303です。

 

↑キハ28 2301です。 幌枠に切れ込みがあります。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがあります。

 

次の東急車輛製は昭和38年度民有債の313~328です。

 

↑キハ28 2316です。 幌枠に切れ込みがあります。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがあります。

 

東急車輛の国鉄気動車製造からの撤退は早く、このロットが最後になります。

 

続いてキハ58です。キハ58の製造はあまり多くありません。

 

最初のロットは昭和36年度本予算(内示)のキハ58 43~53ですが自分で撮った写真はありません。ネットや書籍の写真によると切れ込み有りです。

 

次の東急車輛製は昭和37年度第2次債務の423~437です。

 

↑キハ58 425・437です。 幌枠に切れ込みがあります。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがあります。

 

最後の東急車輛製は昭和38年度本予算の459~465です。

 

↑キハ58 463です。 幌枠に切れ込みがあります。

 

確認できた全車で幌枠に切れ込みがあります。

 

ということで東急車輛製の車両には幌枠の切れ込みがありました。

 

前回は帝国車両、今回は東急車両をご紹介しました。次回は日本車輌製をご紹介したいと思います。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!

 

是非私のホームページ

 

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にもキハ58系各車の解説がありますのでご覧になってください。