皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

先ほどは「キハ58系幌枠によるメーカー区別を推察する」ということで本州用のキハ28・58のご紹介を始めましたが目・鼻・喉の花粉アレルギー反応により集中力とヤル気が切れてしまいちょっと乱暴な終わり方になってしまいました。記事を読み返してみてちょっとあんまりなので少し補足したいと思います。各メーカー毎の車両紹介をもうちょっとしたいと思います。先の記事ではキハ28の50まで、メーカーも新潟鐵工・東急車両・帝国車両のみで日車や富士重は登場すらしていませんでしたからね。

 

1.帝国車両

 

帝車は主にグリーン車を製造しており、グリーン車の8割くらいが帝車製です。グリーン車の大半が1エンジン車であり、帝車はキハ車でも1エンジン車の製造が多い傾向でした。そして1966年を最後にキハ58系の製造は見られなくなります。

 

帝国車両製の車両の例を挙げてみます。

 

昭和36年度本予算(残) (30~50) 

↑キハ28 2035 切れ込みがあります

 

次は昭和36年度第2次債務 (82~103) 

↑キハ28 5504(元2088) こちらも切れ込みがあります。

 

次は昭和36年度第3次債務の122~130ですが、自分で撮った車両は全て幌付きなので判別できませんが、ネットや書籍の写真では切れ込み有りです。

 

次は昭和37年度第1次債務の190~196です。

 

↑キハ28 2195 切れ込み有りです。

 

次は昭和38年度本予算(追加)の329ですが、写真がありません。ネット上の写真によると切れ込み有りです。

 

次は昭和38年度第2次債務(330~342)です。

 

↑キハ28 2333 こちらも切れ込みがあります。

 

次は昭和38年度利用債の343です。写真を撮っていますが幌付きなので判別できません。

 

次は昭和38年度第3次債務の344~352ですが、こちらも撮った写真は全て幌付きで判別できません。ネットや書籍の写真によると切れ込み有りです。

 

次は昭和39年度民有債の357・358ですが自分で撮った写真はありません。ネットや書籍の写真によると切れ込み有りです。

 

次は昭和39年度本予算の359・360です。

 

↑キハ28 2360 切れ込みがあります。

 

次は昭和39年度第2次民有債の373~377ですが自分で撮った写真はありません。ネットや書籍の写真によると切れ込み有りです。

 

次は昭和39年度早期債務の391~397です。

 

↑キハ28 2392です。 切れ込みがあります。

 

次は昭和39年度第3次債務の406~414です。

 

↑キハ28 2413です。切れ込みがあります。

 

次にキハ58です。帝車製のキハ58は比較的少数で中期車のみにみられました。

 

まずは昭和38年度本予算の450~458ですが自分で撮った写真はありません。ネットや書籍の写真によると切れ込み有りです。

 

次に昭和39年度本予算の569~584です。

 

↑キハ58 569です。幌枠に切れ込みがあります。

 

↑キハ58 583です。こちらも切れ込みがあります。

 

次に昭和39年度早期債務の605~610です。

 

↑キハ58 608です。幌枠に切れ込みがあります。

 

次に昭和40年度第1次民有の719~728です。

 

↑同ロットで唯一和歌山配置の719です。幌枠に切れ込みがあります。

 

↑720~728は九州に配置されました。写真はキハ58 728です。同じく切れ込みがあります。

 

最後に帝国車両製のラストは昭和40年度本予算の732・733です。

 

↑キハ58 733です。幌枠に切れ込みがあります。

 

ということで、帝国車両製の車両には幌枠の切れ込みがありました。

 

これだけでも結構なボリュームになってしまいましたので続きは次回にしたいと思います。次回は東急車両製をご紹介いたします。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!

 

是非私のホームページ

 

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にもキハ58系各車の解説がありますのでご覧になってください。