JR西社長「経営悪化でローカル線維持困難」 廃線視野に見直し | 鉄撮り屋

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JR西日本の長谷川一明社長は18日の定例記者会見で「ローカル線の維持は難しくなっており、今後の在り方について協議していく」と述べ、廃線を視野に入れた見直しに言及した。バスやLRT(次世代型路面電車)への転換などを地元の関係者らと話し合いたいという。対象の路線名は未定として明らかにしなかった。  新型コロナウイルスの影響で1月の運輸収入は前年同月比43・0%と大幅に減少。コロナ収束後も以前の経営状況に回復するのは困難として、長谷川社長は「構造改革を迫られている。持続可能な地域交通に取り組んでいきたい」と述べた。既に地元で協議会のあるローカル線もあり、「かなりの線区で問題を抱えている。地元に課題を共有してもらいたい」と語った。  JR西によると、2019年度の輸送密度(1日1キロ当たりの平均通過人員)は12路線22区間が1000人以下だった。最小は芸備線(東城―備後落合)の11人。同社では国鉄民営化の1987年度以降に16線区が廃線となっており、直近は2018年4月1日の三江線(三次―江津)。

【毎日新聞】

 


2010.1.1 芸備線

2017.1.1 芸備線 志和口