こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、昨日入線記事を書いたKATO113系、早速第2弾です。

15両というロング編成の留置線をどうしたの?という話と、DCC化であれこれあった話です。

 

東海道本線を行き交ったロング15両編成には似合わない急勾配区間、単線のカーブ鉄橋を走行していますが..(汗) 留置線へ向かっている所です。直流は4階層 と決めているので最大31‰のアプローチ線を上がって行く必要があります。

 

右の留置線に入った状態、元西武101系が停まっていた線です。左に2本並ぶ西武2000系は10連、元々は直線部分まで、カーブ線路の手前に車止めがあった10連対応線でしたが、写真手前へ延伸しました。その西武新2000系の記事で書いた通り、殆ど国鉄形の車両が並ぶレイアウトにおいて、西武電車だけは”別ワールド”なので、これらは車両ケース保管とし直流電車を増備しようという構想です。とはいえ、まだ停まれる留置線があるので在線のまま、西武101系も12連対応の留置線が1本空いていたので、そちらに回っています。

 

15両編成長を確保しました。直線でなくS字状延伸としたのは、1階層まで手を入れられるスペースを確保するため、他いくつか理由があります。車止めの先がおかしな形状ですが、すぐ下を3階層の本線+4階層へのアプローチ線が走っており、高さがギリギリなのでパンタグラフを擦らないよう配慮してこんな形になりました。相変わらずの線路だらけで、スペース的にパンパンです。

3本あるのであと2本増備できるんですよねー(笑)、今の所次の予定はまだありませんが。

 

次にDCC化の話です。

DCCフレンドリー対応車なので、電動車には右側フライホイール部に写るEM-13 DCC基板を挿入するだけです。モーター車は2両あって、トラクションタイヤ付きと無しが各1両、写真は後者(付属編成用)です。これで15両編成を動かしますが、冒頭の31‰の坂、スムーズに上がってくれています。まだ室内灯未装備なのでその分軽いですけど..

 

先頭車にもFL-12 DCC基板を挿入するだけなのですが、そうはせず最初からライト基板へハンダ付けとしました。微妙なポジション取りが難しく、挿入してもテールライトしか点かないとか不具合がありましたし、導通確保のため抜き差しするうちに先日のクハ481基板焼損事件みたいになるのも嫌なので、最初から1手間かけました。バラシて4接点の間にハンダを入れるので簡単な作業じゃないですが、どうにかこなして組みなおし..写真の基板は挿入したように見えますが、ガッチリハンダ固定で動きません。この先頭車用のDCCデコーダーは、挿入しただけでしっかり導通が確保されるようもう一工夫欲しい所だなー、と思います。

 

FL-12は新品ですが、EM-13の方は在庫品の有効利用としました。廃車になった車両に使っていたものなど、余りがあります。多くはDCC対応していないTOMIX車(485系など)に使っていたのでハンダが載っていました。これを吸収線を使って吸い取り、挿入してプログラムをしなおせばOKです。EM-13は挿し込むだけで正常動作、こちらは信頼性あります。

 

プログラミングで、DCCアドレスを最初1134(付属編成 113系の4両)と1131(基本編成 113系の11両)としました。写真の設定では4両と11両、左右のコントローラーで個別に走行しますが、併結して15両運転をするには..

 

"MU"機能でアドレスを連結し、重連総括制御のような扱いにします。写真は11311134アドレスを乗せる操作をするところです。上部”MU”表記の下に”●”が点灯しています。

 

しかしこれが上手くいかない..走行はできますがアドレス乗せた方の先頭車ライトが消えちゃいます。再度点灯させようと操作すると今度はMU設定が切れちゃう...

以前から数字の近いアドレスを中心にこういったことが起こるケースがあります。バグなのか相性なのか...?わかりません。ED75など重連を組む時も同じように相性の悪い?組み合わせがあります。DCCを始めて間もなくこれを発見し、”何じゃこれ??”でプログラミングのオールリセットかけたり色々試しましたが、解決しませんでした

 

そこで桁を変えて11連の方を”113”にしました。初の”2桁アドレス”設定です。Digitrax/KATOのDCCでは2桁アドレス(CV01)と4桁アドレス(CV17,18)の2本立てになっています。113”って3桁やん? と思われるかもしれませんが(笑)、127まで2桁扱いです。2の7乗が128ですから7bitってことなんでしょうね。どちらを使うかでCV29の値も変わって来ます。

最初2桁だけだったところに、後から4桁が仕様追加になったんだと思います。1から詰めて付番すれば127まであれば結構行けますが、車両が多くなると”どれを何番にしたっけ?”でアタマ爆発は必至..形式、車番を連想できるアドレス設定をするので殆ど4桁になります。因みに西武101系は”1014”(4連)、”1016”(6連)、2番違いなんですがこれは不具合起こらないんだよなー???

 

初の2桁と4桁アドレスのMU(連結)でしたが、正常に作動しました。これは出来るんだなー。ヘッド、テールライトどちらも点灯..こうでないと15連運転は片方ライト消灯運転になっちゃいますからね。

 

さて、今回の記事ではジャンパ栓、ケーブル装着済の姿になっています。試運転するにもこの方が見栄えがいいよなー と室内灯関連より先にやりました。しかし、ただ製品付属パーツを付けただけでなく、例により?あれこれ弄っています。これは次回以降書きたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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