こんにちは、あっちゃんです。

ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)において、昨年7月に開業されるはずだったエリア「スーパーニンテンドーワールド」は、新型コロナの影響を受けて、まだオープンしておりません。

しかし、スーパーニンテンドーワールドをモチーフにしたラッピング列車がJR大阪環状線およびJRゆめ咲線で1月27日から運行を開始しました。JR西日本とユニバーサルスタジオジャパンは、このラッピング列車の導入によって、皆さんが笑顔でスーパーニンテンドーワールドを楽める日が早く来てほしいと願いを込めて運行を開始したそうです。

ラッピング列車の編成は323系の8両編成であり、323系は2017年に103系と入れ替わり、2019年に201系と入れ替わった新型車両です。
(103系も4年前までは大阪の中枢を担う現役バリバリだったことに懐かしさと時代の流れの速さを感じます)


323系の特徴として1両に3枚の扉が設けられていることが挙げられます。環状線で使用していた103系、201系は4枚扉だったのに対し、関空快速、奈良方面へ向かう221系,223系が3枚扉であったため、乗降位置が違う問題が生じていました。これを改善するために大阪環状線専用車両として設計されたのが3枚扉の323系です。これは、ホーム転落防止設備を設置する際、乗降位置を統一することが必須であったと聞いています。

また、JR西日本のニュースとして、20年後のあるべき姿は自動運転であることから、この2月に環状線(大阪-京橋間)で自動運転試験が行われました。
動画を見る限り、列車は制御出来ているように感じました。(気になる方は検索してみてください。)

自動運転は神戸のポートライナー、大阪のニュートラム、空港内の交通などで30年くらい前から自動運転が実施されておりますが、いずれも囲われたホームからの乗降であり、現状のホーム転落防止設備では飛び越えることも可能であり、環状線のように混雑する状況では人の流れが予測できないことも、一つの課題であるような気がいたします。
なにより、高速鉄道において、責任者である運転手さんや車掌さんがいないのは不安でなりません。

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スーパーニンテンドーワールドのラッピング列車
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乗降口の上にUSJが書かれています。

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大阪環状線の掲示板

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大阪環状線

よろしかったら、よろしくお願い致します。

 
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