クマイチいろいろ | 鉄道歳時記

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週末鉄の撮って出しブログ

試作機901号機を鉄な人たちは愛情を込めて?クマイチと呼んでおります。撮り鉄復帰して沿線に立つようになり初めて耳にした時は、何を言っているのか分かりませんでしたが、今では普通に使っています。

さて、ジュゴンことDF200の試作機がどうやらついに力尽き廃車らしいとの噂が流れております。

そこで、クマイチを色々並べてみます。

まずは、DF200の試作機です。1992年川崎重工業製。量産機とは部品や機器の構造・配置にも異なるところが多く、晩年は函館貨物駅構内(有川支線)での使用に限定されていました。

EF210の試作機は1996年三菱電機・三菱重工業で製造されました。外観上は量産機とはそれほど大きな違いはない様です。主電動機や歯車比が異なっていましたが、後に量産化改造されています。

続いてはEH500の試作機です。1997年東芝府中事業所にて製造されました。

前面の白帯やライトの位置の違いや、側面の採光窓の数、ルーバーの大きさ等量産車とは異なる点が多々あります。また、量産車も一次形、二次形、三次形とそれぞれ外観に少々の違いがあり趣味的にも面白い存在です。

EH200は2001年に東芝府中事業所で製造されました。中央本線・篠ノ井線のEF64の置き換えを目的として開発された車両です。

量産車とは正面窓のセンターピラーの有無やサイドピラーの幅の違いなどが挙げられます。

EH800の試作車は2012年東芝で製造され、2014年度から量産されました。

HD300の試作機は2010年東芝府中事業所で落成されました。貨物駅構内の入替作業用の車両です。

今までに撮影した試作機を並べてみました。以上となります。