東萩をあとにし益田を目指す。

東萩ー益田間も山陰線一の閑散区間である。僕の乗る益田行きは東萩を8時41分に発車するんだが次の列車は14時発。なんと5時間19分も列車が走らないのである。JRが誇る天下の幹線なんだが北海道のローカル線並みの運転間隔である。

走ること30分、到着したのは

宇田郷駅。ここから先、思い出深いところを通過する。

その場所とはここ。惣郷川橋梁。走っているとただ眺めがいいだけの場所なんだが

離れたところから見るとこんな感じ。11年前、ここで撮り鉄活動を行った。自分でもお気に入りの1枚が撮れたので非常にいい思い出になった場所である。

ちなみに昼間の姿はこんな感じ。ご覧のように風光明媚な場所である。

列車は江崎にとうちゃこ。山口県最後の駅である。ここから先は島根県に突入。バイバイ山口。また来るよ。

ここから先は山深いところを走る。

トンネルに突入。

そこから先も非常に山深い。

こういうのを見ると非電化区間ってやっぱいいよなって思う。電線がないから非常に見た目がすっきりしてる。蒸気機関車の時代から変わらない景色である。

山の中の踏切。

関西本線の加太越えの辺りもこんな景色である。

そして列車は日本海へ出る。

これまで見てきた日本海と比べるとなんか荒々しさを感じる。

戸田小浜にとうちゃこ。

あちらは9時43分発の東萩行き。この次の列車は13時21分発。貴重な列車である。

そして9時54分、列車は終点の益田にとうちゃこ。下関から4時間15分のロングランだったが数字で見るほどの長丁場間は感じない。東海道線の4時間15分って長くて苦痛だけど山陰線の4時間15分は全然苦じゃなく逆に楽しい時間であった。  続く