令和2年12月27日14時58分、鳥取県八頭郡八頭町のJR西日本 因美線 郡家駅から乗車した

郡家駅始発

若桜鉄道
列車番号 1357D
普通
若桜駅行き
14時26分発(郡家駅)

で、鳥取県八頭郡若桜町


若桜鉄道 若桜線 若桜駅に到着いたしました青春18きっぷの旅「若桜道中記」中の管理人は

※前回の記事は↓こちらです



有人改札口の係の方に、若桜鉄道の1日フリー切符を示して出場し、早速、駅舎の観察をしようとしましたが、1357D列車から降車された方々等で、狭い駅舎内部は少なからずの密な状態・・・

( ゚∀ ゚)ハッ!

しかし、時刻表を見てみると、16分後には

若桜鉄道
列車番号 1340D
普通
鳥取駅行き
15時14分発(若桜駅)

が出発予定で、この列車を逃せば

若桜鉄道
列車番号 1342D
普通
鳥取駅行き
16時13分発(若桜駅)

となり、若桜駅での待機時間は1時間15分となることから、おそらく、ほとんどの方々は1340D列車を利用され、若桜駅から離脱されるであろうと予測し


一旦、駅舎から正面に出てまいりまして、若桜駅の周囲を観察してみることといたしました

=͟͟͞͞( ¯−︎¯ )サササッ

それにしても、若桜駅前は、雪が少なく、歩きやすいと思いましたが、それは、決して降雪量が少なかったということを意味しているわけではなく


駅前の通りや


若桜駅の業務用駐車場で見られた


雪の壁、そして雪の量から察するに、若桜駅付近も、かなりの雪が降ったものと見受けられ、若桜駅利用者が難儀することのないよう、キチンと除雪がなされていたということでありました

ジョセツヨ~( ・∀・)ノ—=≡○

ちなみに、この業務用駐車場の一角には喫煙所があったため、一服していた際


喫煙所近くで入庫中の機関車群を発見!


DD51形ディーゼル機関車をモチーフにした「DL-103」は


センターキャブの運転台が設けられ


ピンク色の蒸気機関車もそれっぽい運転台が設けられておりましたが、これら機関車群はあくまで入庫中であることから、乗車は叶わず、傍から見るだけに留めました

( ゚∀゚)・∵ブハッ!!

ところで、このディーゼル機関車と蒸気機関車という組み合わせに、

これは単なる偶然か?

はたまた意味があるのか?

等と深いことは一切考えず、若桜駅舎脇のトイレに向かっていましたら


雪に覆われた若桜駅構内の側線に留置中の車両が目に飛び込んでまいりましたが、この車両は静態保存車両ではなく、実動する車両であり、新型コロナウィルス感染症蔓延の前は、運転体験にも使用されておりまして


若桜駅舎に近い位置に留置されているのがDD16形7号機という国鉄ディーゼル機関車


昭和46年の新製配置時は国鉄飯山線で活躍し、C12形蒸気機関車、C56形蒸気機関車を置き換える役目を果たしまして、全国の無煙化を支えたディーゼル機関車でありましたが、主たる活躍の場であった簡易規格のローカル線、そこで運行されていた貨物列車の廃止や、操車場の廃止等により、次第に活躍の場がなくなってしまい、多くの僚機が廃車解体される中


昭和62年の廃車以降は、鉄道総合技術研究所で実験、試験を行う車両の移動用入換機として使用され、平成24年12月20日、若桜鉄道に譲渡された車両であります

(*゚0゚*)スッゴッイ!

また、その7号の前方に留置されているのが


C12形167号機という国鉄蒸気機関車


昭和13年製造で、昭和19年から昭和21年までの間、国鉄鳥取機関区に配属されていたため、国鉄当時の若桜線を走行した経歴もあり、平成19年8月8日、兵庫県多可郡多可町で静態保存されていたところを譲渡され、圧縮空気による駆動に改造された車両であります

✧*。(ˊᗜˋ*)✧*。

やはり、先程、喫煙所で見かけたディーゼル機関車と蒸気機関車の組み合わせは「意味がある」ということとなりますが、C12形蒸気機関車を置き換えたDD16形ディーゼル機関車が仲良く並んでいる姿や、そもそもDD16形7号機の数字だけを並べれば167

──(゚º ゚;)ハッ!──

つまりC12形蒸気機関車の車体番号167になることを考えると、偶然かもしれませんが、若桜鉄道には面白い発想力があるように思えました

なお、件の喫煙所で一服していた際


除雪された雪の壁越しに、懐かしいブルーの車体が見えましたが、この車体は、若桜鉄道 若桜線 隼駅で目撃したオロ12系6号と同時に、JR四国 高松運転所から譲渡された波動輸送用の12系急行型客車で


若桜駅舎に近い位置で留置されている客車がスロフ12系3号


中間客車がオロ12系9号


郡家駅方の客車がスロフ12系6号であり、譲渡後にはDD16形7号機の牽引により、C12形167号機共々本線上を運行したそうです

ただ、現在の車体は、DD16形7号機やC12形167号機と比較すると、かなり傷んでおりまして、心配な状態ではありますが、発想力豊かな若桜鉄道でありますので、12系急行型客車も整備され、再び本線上を走行する姿がみたいと思うのでありました

(*゚▽゚)ノ

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