休車 | 伊勢守の鉄道博物館

伊勢守の鉄道博物館

一応、鉄道博物館を名乗ってはいますが、偏りがあります(汗)
2018年11月4日より現役(?)に復活することにしました。

鉄道車両の最後を迎える前に、運用から外れてからすぐには廃車にはならないものです。

 

検査期限というものが設けられていますが、この期限内に廃車にするのですが期限切れすれすれのものから解体していくようです。

 

詳しいことは私にも分からないらないことが多く、見てきた感じではそのような感触を感じています。

 

 

甲府機関区

 

身延線で運用されていたEF15形。区名札のは「甲」が、その隣の札には「休車」の文字が・・・。

 

なぜかキハ35形までやって来ていて、これも休車でした。

 

 

同じ甲府機関区ですが、時期が違います。

 

こちらはEF10形。国産電気機関車で貨物用に最初に量産された形式でした。右隣には飯田線への改造転用待ちのED61形も。これも休車でした。

 

 

小郡(現 新山口)

 

貨物合理化で余剰になった機関車が集められていました。

 

 

こちらは荷物列車廃止の影響を受けたEF62形。

 

元々信越本線用に開発された機関車ですが、碓氷峠を越える貨物列車が廃止され東海道・山陽本線の荷物列車を牽引していたEF58形の置き換え用に転用されてここに至ります。

 

車両はいったん休車になってしまうと、洗浄や点検もされないためくすんだ哀れな姿になってしまいます。

見ていて痛々しい姿ですが、記録の一つとして撮影していました。