令和2年12月27日、鳥取県八頭郡八頭町JR西日本 因美線 郡家駅 1番線


郡家駅始発

若桜鉄道
列車番号 1357D
普通
若桜駅行き
14時26分発(郡家駅)

担当

若桜鉄道
WT3000形
WT3001号

の単行ワンマン列車に乗車しております青春18きっぷの旅「若桜道中記」中の管理人

※前回の記事は↓こちらです



快適な片側2人掛け固定式クロスシートに座り


短い足を投げ出して、出発の時を待っておりますと


( ^o^)<おっ

お隣の2番線に


鳥取駅始発

JR西日本
列車番号 657D
普通
智頭駅行き
14時24分着(郡家駅)

のワンマン編成が入線、乗降車扱いを行い、郡家駅までの利用者の方、我らが1357D列車への乗り換えの方が降車され、一方で乗車される方もおられました

(。・`ω・´)キラン☆

つまり


1357D列車は、鳥取駅方面からの乗り換え客を受けるべく、657D列車と連絡していたということであり


事実、定刻の14時25分、657D列車が郡家駅を出発すると、1357D列車も、その2分後となる定刻14時26分、郡家駅を出発いたしまして


智頭駅方面に向かう因美線と離れ


フルーツの里である八頭町を支える果樹園の脇を抜けたり


若桜鉄道 若桜道中記 八頭高校前駅(鳥取県八頭郡八頭町)の先で、鳥取県南東部を流れる一級河川の八東(はっとう)川を渡ったりしながら、若桜鉄道若桜線の進行を開始いたしました

⊂('ω'⊂ )))Σ≡GO!!

ちなみに、郡家駅でのノリホは


↑ご覧の画像のとおりであり、おそらくは管理人と同様な青春18キッパーが多くを占めているようで、青春18きっぷが使用できない若桜鉄道ですから、それだけ若桜鉄道の売り上げに貢献しているということでありました

(*・д・ノノ゙☆パチパチ

さて、1357D列車は、八頭高校前駅に続き


昭和4年建築当時の駅舎とホームが現役使用されている若桜鉄道 若桜線 因幡船岡駅(鳥取県八頭郡八頭町)に停車


何やら古い秤がホーム上に置かれてましたが


この秤は「大谷式特殊衡器」で、牛を直接のせて体重を量る特殊な秤であり、昭和45年までは、因幡船岡駅前に、山陰第一の規模の家畜市場があったことに因み


因幡船岡駅で保存、展示されているとの由でした

モウモウ(う´ω`し)

因幡船岡駅を離脱してから約3分後、1357D列車は次駅に停車すべく、スピードを落としたところ


突然、進行方向右手に現れた古い電気機関車!!

なぜ(´Д`≡*゚-゚)why

非電化の若桜線なのに電気機関車とは、違和感だらけでありましたが、こちらの電気機関車は、北陸鉄道向け昭和29年製造のED30形1号機で、平成22年に廃止されるまでの間、北陸鉄道で活躍していたところ、ライダーハウスに使用するため、若桜鉄道に無償譲渡された車両であり、つまり、若桜鉄道では現役の電気機関車としてではなく、ライダーハウス用の車両としての展示物、言わば静態保存されているのでありました


これだけかと思いきや、その1号機は


12系急行形座席客車のオハ12系6号を種車とし、JR四国 高松運転所所属であった波動輸送用のオロ12系6号と連結されており、この6号がカーペット敷きに改造され、ムーンライト松山やムーンライト高知を担当していたことから


「ムーンライトはやぶさ」と命名された上、ここ若桜鉄道において、ライダーハウスとして活躍しているそうでした

...ヽ(´_つ`)ノ?

なぜに「はやぶさ」?

なぜに「ライダーハウス」?

・・・と、疑問が出て当然のことですが、このED30形1号機とオロ12系6号が位置しているのは


因幡船岡駅の隣駅で、因幡船岡駅と同様に昭和4年建築当時の駅舎とホームが現役使用されている若桜鉄道 若桜線 隼駅(鳥取県八頭郡八頭町)であり


こちらの隼駅は、平成20年8月6日付けバイク専門誌「ミスターバイク」において、8月8日はハヤブサの日と銘打ち、スズキの大型バイク「スズキ・GSX1300Rハヤブサ」で隼駅に集まろう!と呼びかけたことがキッカケで、ハヤブサ乗りの聖地となったことから、オロ12系6号がライダーハウス「ムーンライトはやぶさ」となったとの由、管理人はハヤブサ乗りではないものの、相棒であるHONDA クロスカブ110で隼駅を訪れるのも、一興かもしれんですね

\( ˙꒳​˙ \三/ ˙꒳​˙)/

なお、隼駅には


貨物や手荷物を取り扱っていた国鉄若桜線時代の古い秤が保存、展示されておりましたが


一番嬉しかったのは


駅舎の待合室で、郡家駅方面の列車を待っておられる方々がいらっしゃったことで、若桜鉄道が地域の輸送手段としての機能を喪失していない証でありまして、ホッとした次第でありました

(*゚▽゚)ノ

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