四国最後の攻略はうどんの国香川県ですが、ほかの攻略でJR線はほとんど攻略してしまったので今回攻略するのはほぼほぼ琴電だけ…とでも思っていましたか?実はこの県には四国唯一のケーブルカー路線があるのでそれも一緒に攻略していきましょう。

情報整理

推奨出発駅・電停

  • 岡山駅

両県外発着路線

  • JR…本四備讃線、予讃線、土讃線、高徳線

両県内完結路線

  • 私鉄…高松琴平電気鉄道、八栗ケーブル

日帰り不可能エリア

なし(全エリア日帰り可能)

必要日数(泊数)

一日、宿泊の場合は一泊二日

攻略の流れ

ことでんをたっぷり堪能しよう。

今回の攻略のメインはほぼことでんしかありません。せっかくですから観光も兼ねてことでんを思う存分楽しみましょう。

一日目・高松琴平周遊ルート

一日目は岡山駅からスタートです。まずは快速マリンライナーで瀬戸大橋を渡り高松へ向かい、高松から高徳線普通列車に乗り換えて志度駅を目指しましょう。琴電志度線に乗り換えるのですがJR志度駅と琴電志度駅は国道を挟んで少し離れていますので接続時間には気を付けましょう。(ルート地図)琴電志度駅から志度線に乗って瓦町方面を目指しますが、一旦途中の八栗駅で下車します。なんでもこの近くから八栗山を上るケーブルカーが出ているそうなのでケーブルカーの駅まで歩いていきましょう。

接続バスくらい出してくれよ…

ケーブルカー登山口駅は八栗駅から2キロくらい離れてるくせして連絡バスさえありません。諦めて徒歩で向かうことにします。(ルート地図)とぼとぼ歩いてたどり着いた八栗ケーブル登山口から八栗山頂駅までサクッと往復しましょう。ちなみに八栗山頂駅から少し離れたところにお遍路さんで巡る寺の一つ、八栗寺があります。時間に余裕があるなら参拝していきましょう。八栗山を降りてことでん八栗駅まで這う這うの体で戻ってきたら今度こそ瓦町まで向かいます。

昔名古屋市交の東山線で走っていた車両。

瓦町に到着しましたが、この志度線ホームは琴平線、長尾線のホームとは少し離れたところにありますので接続時間には気を付けましょう。瓦町からはいったん高松築港までサクッと往復し、折り返したその足で長尾線を乗りつぶしてしまいましょう。基本ことでんの路線の周りにはお遍路さんなどで回るお寺が点在しています。志度線は八栗寺、琴平線は言わずもがな金毘羅さん、そして長尾線は終点長尾駅付近に長尾寺があります。もともと長尾線はこの寺への輸送のために建設されました。この寺も時間に余裕があれば参拝しましょう。

長尾駅。これと言って言うことはない。

長尾駅から瓦町に折り返して、いよいよことでんのメインディッシュ、琴平線に乗車しましょう。高松と琴平を最短ルートで結ぶこの路線は、上記でも述べた通り琴平駅付近にある金毘羅さんこと、金刀比羅宮への参拝輸送のために建設されました。そしてつい最近、三条と太田駅の間に新駅、伏石駅が設置されたばかりです。ことでんで一番のドル箱路線であることは間違いないのですが、並行するJR予讃線と土讃線の琴平までの区間が電化の上増便したことに加えて振り子車両導入による高速化の影響で激しい乗客争いとなっております。土讃線が琴平まで電化したことにより、東京からの寝台特急、サンライズ瀬戸が臨時で来るようになったので決してことでんにとっても悪いことばかりではないようです。

元京王が元京急と同じ線路を走る

瓦町から一時間もしないうちに琴平駅に着いたようです。琴電琴平駅に到着した時点で香川県は完乗ですが、やはりJR駅とは少し離れているので徒歩で向かいましょう。(ルート地図)琴平駅からは特急南風にのって岡山に戻り、新幹線で東京に帰りましょう。これで一日目は終了です。

攻略に役立つお得な切符(goto関係は除く)

※18切符以外のフリー切符名をクリックするとリンク先に飛びます。

  1. ことでん・JRくるり~んきっぷ(通年)
  2. 青春18きっぷ(春夏冬期の期間限定)

1はこの攻略の為だけにあるような切符です。琴電全線とそれに並行するJR四国の琴平から志度駅までが乗り放題の切符です。別途特急券、もしくは指定席券を購入すれば特急や快速の指定席に乗車することもできます。

3はお遍路さんでも使われてそうなJR各社が販売しているフリー切符です。お遍路さんは優等列車なんて使わなさそうですが、この切符では特急・急行及び第三セクターには乗れません。別途乗車区間の運賃と特急、急行料金が必要です。

お遍路さんに鉄道使ったら意味なくね?

おことわり・連絡先

今回ご紹介した日帰り攻略法は、あくまでもミシンロボの経験に基づいたものとなっております。この方法を実践して何らかの被害を被った場合でも当記事及びミシンロボは一切責任を負いません。また、攻略目標路線の中には様々な事情で運休になる可能性もございますので、攻略に行く際は、各鉄道会社の公式サイトなどでの運行情報の確認をお願いいたします。

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もと京急1000系。琴電は京急とは何かと縁がある

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うずしお限定運用の2600系。