ポイント番号の全体統合・合理化 (鉄道模型運転会の工夫)

ポイントコントローラー

鉄道模型Nゲージの分割式ジオラマの制御機器部分ですが、パワーパックも全部合わせると、11台に至り、ポイントコントローラーも、たくさんになっています。
何個あるのか、数えても、あまり意味が無いので、数えてはいませんが、先ほど、整理整頓したついでに、撮影致しましたら、ポイント制御機器は、下記のとおりでした。

ポイント番号の統合化

普段、相模原鉄道模型クラブの運転会に持参する分割式ジオラマは、全部ではなく、その都度、グループ分けさけている、一部のレイアウトになります。
全部はとても持参しきれません。
しかし、電動ポイントは、ボードに固定化・半固定化されており、設営の都度、ポイント配線にポイントコントローラーを接続する形で、ポイント数の分だけ、ポイントコントローラーも用意してします。
ところが、分割式ボードが充実するにつれて、準備しているポイントコントローラーの数も、上記のように、多くなってしまった訳です。
多くなればなったで、別途、保管・運搬用の箱が、必要になるなど、更に、かさばる結果となり、あまり、よろしくありません。

このように、これまでは、当たり前のように、ジオラマごとに、パワーパックと、ポイントコントローラーも、その数の分だけ、用意してきました。
しかし、クルマに搭載できる限界と、会場での設営時間を、可能な限り短くして、運転できる時間を長くしたい観点からも、すべてのジオラマを1度に持参することはできません。
そのため、概ね、2グループ(将来的な構想では3グループ)のジオラマの中より、1グループを選択して、会場に持参する感じになっています。

相模原鉄道模型クラブ・ミニ運転会

という事は、制御機器だけでも、一部は「共有」での使用にし、保管場所の軽減を行おうと考えたのが、今回の合理化となります。
副産物としては、調達コストの軽減にもつながるかと存じます。
また、現実問題として、ポイント制御を追加で購入したくても、TOMIX5531 ポイントコントロールボックス N-S が、品薄で、現在、手に入りにくいと言うところもあります。

という事で、いちいち、全部のポイントの数など、数えたことはないので、分割式ボードのグループにて、それぞれ、計算してみましたら、もっとも、自動ポイントが多いグループで、18箇所、ポイントがありました。
その調査結果、現状として、ポイントコントローラーは、18個用意して、それを、他のポイント数が少ないボードのグループでも、使いまわせば、運転会用としては、なんとかなると言えます。
まだ、制作に着手するか、悩んでいますが、新構想(内容未定)の3グループ目のジオラマも作りますと、更にポイントコントローラーも、必要になってくる可能性がありますが、もう余計な保管も厳しいです。
これらの理由から、今のところ、分割式ジオラマの全部を、1度にすべて設置して使用すると言う可能性が少ないことから、ポイントコントローラーの「共有化」を図ることに致しました。

車両基地ジオラマ 分割式モジュール製作

ポイント線路しだいは、使いまわしは難しいですが、配線を繋ぐだけの制御関係は、共有使用していても、良いだろうと言うことです。

まぁ、単純です。

今までは、機関庫のジオラマにあるポイントは、50番台にして、51などと、ポイント番号を割り当て、車両基地ジオラマは30番台にして、31番などと、数字をわけていました。
このボード毎に割り当てていた数字を、分けるのをやめて、単純に、1番から、分岐に番号をふる、それを各分割式ボードで、同じく1番からふると言う感じです。

海上自衛隊が、人口減少からの隊員不足などもあり、新型護衛艦では、その船専用クルーではなく、搭乗クルー(チーム)をいくつか作り、輪番のような感じで、回して、護衛艦が、海上警備できる時間を増やそうと言うのに、似ています。(似てないか?)
まぁ、それは、おいといて、ポイントコントローラーには、1番から番号を割り当てて、その都度、ポイントコントロールボックスは、必要な分だけセットすると言うイメージです。

このように、分割式ボードのグループごとの分岐ポイントに、番号を1番から「統一」してふることで、共有化をはかり、装置の数も、これ以上、増やさなく方向、合理化へと、持って行くと言うことに致します。
仮に、全部のジオラマを設置する事態に迫られた際には、ポイントコントローラーが足りなくなると言えますが、その場合、ボードの長さだけでも約8mにと、大きくなってしまいますので、そのような機会はないだろうと想定しています。


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なお、ポイントの位置と番号、装置の番号と、チェックしなくてはならない項目が「数字」だと、実際の運転操作時に、少し、わかりにくいと言う点があります。
どのポイントが、どの番号なのか?は、用紙に明記している方式と言う事もあり、確認が3回必要な行程となるのです。
自宅に設置する固定型のジオラマでしたら、改良があまり生じないため、制御盤のようなものも、自作しても良いのですが、分割式は、良くも悪くも、レール配置を変更したり、改良をしたくなってしまいます。
そのため、数字管理が適しているのですが、動作する可能性が多いと考えられる、本線との接続ポイントに関しては、数字ではなく「色シール」での分別にすることに致しました。
ポイントの線路わきに、色シールを貼り、ポイントコントローラーも、同じ色にします。
これで、視覚的・直感的に、すぐに、あのポイントは、この制御装置を動かせばよいと、数字の管理表を確認する手間1つが省略できます。
ただ、市販の色シールは、赤・緑・青・黄・白の5色です。
でも、5色以外に、色を増やしても、似た色だと、わかりにくい・誤認する場合もあると存じますので、主要ポイントは、この「5色」での共有化にしたいと存じます。
これで、運転会に持参するポイントコントロールボックスは、最大で16~17個程度あれば、大丈夫かな?と考えております。
ポイントコントローラーが余りましたら、今後は、単独ジオラマ制作時に、回して行く予定です。

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