JR西日本の三江線が廃線になって久しいですが、一部区間を、トロッコ列車運行で復活しています。
JR西日本の三江線は、
広島県、JR芸備線の三次駅と、
島根県、JR山陰本線の江津駅を結ぶローカル路線でした。
南側の三次、北側の江津から建設が進み、全通したのは1975年(昭和50年)と比較的、新しい路線ですが、
JR(国鉄)において、全通開業が新しいのは、そもそも、収支が厳しいローカル路線、と言えると思います。
鉄道と言いますか、インフラは、収支が厳しいからやらない、という取捨選択ではなく、
収支が厳しくても、社会、地域にどれだけ貢献できるか、ということも考えなければなりません。
東京都の青ヶ島、沖縄県の南大東島、北大東島でも、携帯電話は使えますが、
設備を含めた収支は赤字でしょうね。
では、なぜ携帯電話サービスを行っているのか?
それは、ニーズ(需要)があるからです。
※離島は、固定電話のほうがコストが高く、携帯のほうが設備コストは安いでしょう。
鉄道の廃線は、悲しいことですが、
収支が、収支が、、、、ではなく、ニーズ(需要)がなくなっているからです。
トロッコでも、観光客の重要が出てくれば、今後も展開できると思います。
ただ、このトロッコ運行ですが、
もうちょっと、どこかのメジャーな観光地に近かったら良かったのに、と思います。
もう少し、津和野や、 逆方向に出雲に近ければ、少し足を延ばしてみようか、という観光客も出てくると思いますが、、、、。
近いところでは、
世界遺産の石見銀山が、近いのは近いですが、交通手段が乏しいので
ちょっと厳しい気がしますね。