KATO 211系 2000番台 長野色加工 その2 クハの前面外し | ダイス・クエイドのブログ

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書きたいことを、書きたい時に書いていく予定です。

モーター車以外の5両分の床・座席塗装が終わったので、他の部分の作業に入りました。

まずはクハの前面のステッカー貼り。
屋根を外さないと前面が外れないので、前面ガラスの上からステッカーを貼りたくない場合は分解しなければなりません。

車体から屋根を外す前にまず側面の窓ガラスを2枚取り外します。


運転席と反対側の屋根のツメを外します。


これで屋根が浮くので


屋根を固定している他の部分が矢印方向(運転席と反対側)にスライドできるようになります。


屋根が外れました。


これでようやく、前面パーツが外すことができます。

※この前面パーツの取り外し、後述しますがツメを折ってしまうこともあるので注意が必要です。

運番表示を編成札ごと切って貼り付け。

運番表示は437Mを選びました。

入線した時のブログでも書きましたが、現在の437Mは高尾を9:56(休日は9:57)に出て、松本に13:50に到着する列車です。

中央東線の車両の行き先は、上りでも下りでも使える便利な「甲府行」にすることが多いのですが、今回はふと長い距離を走る行き先にしたいと思い、松本行にすることにしました。
長い距離ならば長野行も選択肢に入りますが、下車した機会が圧倒的に多い松本を選びました。
上高地へ行く時の乗り継ぎや温泉旅行、市内観光等々。
かなり昔まで遡れば、高校生の時の夏合宿でも松本で乗り換えをした記憶があります。

高尾駅を9:56発ならば、朝にあまり強くない私でも乗車可能な列車ですw

あずさに乗らず、敢えて安くてのんびりの普通列車の旅で、松本に14時少し前に到着。
松本城あたりをブラブラして市内を軽く観光して、夕方にコーヒーでも飲んでから改めて南信州の温泉地へ出発。
宿に着いたら温泉に入って美味い物を食べて、一杯飲んで……。

そんな光景を思い浮かべながら作業していました。これも鉄道模型の一つの楽しみ方だと思います(^^)

ステッカーを貼ったら前面と、屋根を戻せば完成です。

運番表示のステッカー、説明書では窓ガラス上から貼ることになっていますが、ネットで写真やブログを拝見すると、大抵の方がガラス内側に貼っています。

メーカーが内側から貼ることを勧めていないのは、この記事の通り屋根を外す分解方法が少し面倒なのと、これが理由だと思います。

この写真、もう1両のクハを同様に分解した時に折ってしまったツメです。

実は作業中に折ったことに全く気が付きませんでした。
車体を元に戻して、後片付けをしている時に「何か落ちてるぞ?」という感じで見つけたという…(^^;;)

おそらくココのツメの先端部分だと思います。

車体の窪みに引っかかるようになっているので、前面を取り外した時か、ステッカーを貼り終えて前面を戻した時に折ってしまったのでしょう。

 

このパーツ自体が、あまり分解を想定しておらず破損しやすいが故に

「分解してステッカーを内側から貼ってください」

と説明書に書くことができないのかもしれません。

そういえばTOMIXだと、機関車にピンバイスで穴開けしてアンテナを取り付ける製品の場合

“上級者向け”

と書かれていたりしますが、KATOでは見たことないですね……。

そんなわけでクハ210/211の分解方法を書いてみましたが、このようにツメを破損してしまう可能性があります。
屋根の取り外しも、人によってはツメを痛めたり折ってしまうこともあるかもしれません。

車体の分解に慣れている方にとっては何でもない作業かもしれませんが、私のように

「あ……。そういえば211系、どうやって前面外すんだっけ?(汗)」

みたいな人にとっては少し難易度が高い作業になるかもしれません。

もし記事を参考にして分解される方は、完全に自己責任になりますのでご注意下さい。

でもステッカーを全面窓ガラスの上から貼るのは、やはり興ざめなんですよね……(^^;;)

 

残りの加工はまた別記事にしたいと思います。