313系モーター回路の改造 20210210 | 鉄道模型「スーパー特急”鉄模の日々”」

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1/80スケールの鉄道模型(16.5mm・13mm)の製作を中心とした、マイモデルの日々の製作工程をご紹介しています。車両工作を中心に、レイアウト製作や乗り鉄・撮り鉄など、気ままに書いていきます。

一昨日、昨日と仕事が忙しくて工作の時間が取れなかったため少し間が空きましたが、今日は少しだけ工作をする時間が取れました。


2/6のブログで、完成した313系3000番台のライトのチラつきが激しいことや室内灯がなかなか点灯しない、などの要改善点を書き込みましたが、チラつきについては車輪の汚れであることが判明し、汚れを掃除して解消しました。
しかし室内灯の点灯については何かしらの手を打たないといけないことが分かりました。

室内灯はLEDテープを使った自作品です。
どうやら4〜5Vの電圧を掛けないと点灯してくれないようです。

しかし、モーター(CANONのEN-22)の性能が良すぎて、それよりもかなり低い電圧でモーターが回転し始めて車両の走行が始まってしまうため、いわゆる高速域まで電圧を上げないと室内灯の点灯が始まらないのです。

で、考えたのが、モーター回路に負荷を掛けてはどうか?ということでした。
そこでこれを使ってそのような回路を仕組むことにしました。
整流ダイオードです。
これを回路に入れると、1本で約0.7Vの電圧降下が起こります。

したがってこんな風にしてみました。
片側3個でリード線を接続します。
3個で2.1Vの電圧降下が起こるはずです。

このようにモーター回路に組み込みます。

電流のプラスマイナスが変わっても、3個ずつの整流ダイオードの極性を反対向きにしていますので、電流はどちらかへ流れるため問題はありません。(はずです。)

画像にはありませんが、これと未加工品を同時に走らせてみたところ、明らかにスピードに差が出来ました。

これでいくことに決め、残りの2両の動力車にも組み込んでみました。
配線の長さを調整して完了です。

先日完成した3000番台と、4両編成の完成品車両にも組み込んでみることにします。