愛野駅に戻り、10時11分発の列車で袋井駅へ。

 

 

 

構内にはひな人形が飾られていました。今日はまだ2月3日、少し早いのでは?と思い調べてみると、どうやらここ袋井市にある遠州三山の1つ可睡斎は、ひな祭りで有名とのこと。どうやら市全体でひな祭りを盛り上げようという取り組みがあるようです。

 

 

階段の上にも可睡斎ほか、エコパなど袋井を代表する名所が紹介されていました。

 

 

外に出て駅舎を撮影。ここでも『どまん中』をアピールしています。

 

 

 

この袋井市静岡県西部地方に位置する掛川袋井磐田という、ほぼ同規模を持ち連続する3市の中では、新幹線駅や掛川城のある掛川市J2ジュビロ磐田のホームタウンである磐田市に比べ、失礼ながら一番地味な都市だというイメージでしたが、上記可睡斎の他にも法多山尊永寺や医王山油山寺エコパなどを擁し、とても魅力的な街であることがわかりました。御朱印集めを趣味に持つ私としては、特に遠州三山巡りはぜひとも近いうちにやってみたいと思います。

 

構内へ戻り、続いては昨年(2020年)3月のダイヤ改正で開業した御厨駅へ向かいます。

 

こちらもわずか1駅、3分ほどで到着です。

 

 

対向式の2面2線のホーム。開業して1年経っていないこともあり、とてもキレイで清潔感にあふれています。

 

 

 

駅舎遠景。

 

 

 

駅前のロータリーは、まだまだ開発途上、といった感じです。

 

 

ジュビロ磐田のマスコット、ジュビロくんのお出迎え。

 

 

このことからもわかる通り、御厨駅ジュビロ磐田のホームスタジアム『ヤマハスタジアム』となっています。周辺には親会社であるヤマハ発動機の工場などもあり、『ジュビロのための駅』そんな感じがします。

 

ちなみに駅名の『御厨』。なかなか馴染みのない名前ですが、『みくりや』と読み、このあたりにあった旧御厨村から取ったとのこと。近年開業する駅には、同時期に開業した山手線の某駅のような、キラキラネーム的な駅名が増える中、単純に地名から名付けた点、さすが何事にもブレないJR東海と、個人的にはとても誇らしく思います。

 

続いては御厨発10時39分の普通列車に乗り、天竜川駅を目指します。

 

これまでは3駅連続で1駅ずつ進む形でしたが、今回は訪問済みの磐田豊田町の各駅を通り過ぎ、10分ほどかかります。睡魔に負け危うく乗り過ごしそうになったものの、間一髪で目を覚まし、予定通りの途中下車。

 

駅名標にもあるように、この駅から浜松市に入ります。

 

 

 

2017年(平成29年)9月に供用が開始された真新しい橋上駅舎。

 

 

周辺は一応浜松市東区の中心地とのことですが、駅前にはラーメン屋が1軒あるのみ。失礼ながら『何もない』というのが正直な感想です。

 

さて、ここまで東から順に未訪問駅を制覇し、残すは静岡県最西端の新所原駅のみとなりましたが、そろそろ昼食にしようと思います。浜松といえば餃子も有名ですが、やはりうなぎが一番でしょう。私は無類のうなぎ好きで、その価格の高さに閉口しつつも、年末には友人を連れ立ってわざわざ浜松まで出向き、毎年うな重を食べてきましたが、コロナ禍ということで昨年末は自粛しました。今回は私1人、ということで感染拡大の心配は限りなく低く、友人には悪いですが、せっかくなので昼食はうなぎにしようと思います。

 

事前にネットで調べ目星をつけた店を目指し、天竜川発11時09分の普通列車に乗り、浜松駅へ向かいます。