こんにちは。
今日はED75機番シリーズの第110回、758号機です。先日めでたく全検出場した今なお現役機です。長い期間撮影している機関車なのでコマ数が多く、まだScan作業も途中で何回記事になるか分かりませんので、いつもの”前編”とはせず、”その１”としました。
ED75 758[秋] 1972年落成
生抜きの秋田車で国鉄民営化を迎え、JR東日本へ継承されます。
初の撮影はこのアングルでした。12系2000番台を牽引する快速列車です。まだ全検出場から日が浅かったのでは？と思います。綺麗だし碍子には緑色の塗料、パンタの銀塗装も残っていたように思います。
1990/11 奥羽本線（特記以外以下同様） 鶴ヶ坂－大釈迦 3624レ
50系客車を牽引して鶴ヶ坂駅に入線します。長閑な懐かしい風景です。類似のアングルを以前もUpしていますね。青森から左側のEF81牽引客レに乗車してこの駅に到着、まずは跨線橋上ですぐに来る交換列車を撮影．．という流れでした。午前中苫米地で東北本線を撮影してから午後鶴ヶ坂へ．．となると大体移動スジは決まって来て、いつも同じ列車で到着 ということになりました(笑)。
1992/12 鶴ヶ坂駅 631レ（左は634レ）
定期重連客レの先頭で行きます。
1992/12 鶴ヶ坂－大釈迦 636レ
寝台特急”あけぼの”も牽引して来ました。この頃何故かヘッドマークが薄汚れていたんですが．．カマ次位の電源車はカヤ24っぽく見えます。碍子が白くなっていました。
1993/10 白沢－陣場 1001レ
秋の朝、ピリッと冷えてFoggy状態の大館にて。この後転線してホームに入線し、始発列車になったと思います。これに乗車して陣場駅まで行っています。客レは機関車から給電されるEG（電気暖房）使用でしたが、車内はなかなか暖まらず、朝一の列車はいつも寒かった記憶があります。
1993/10 大館駅 625レ
上と同じ日、鶴ヶ坂へ移動しての撮影、夕方の良い光線でした。ナナゴー秋田車はケーブル、ホース類両Endフル装備でした。この写真が上り方、１枚上の大館駅撮影は下り方です。
影が伸び、光線もきつくなって来ていたので、サブカメラは流して遊び．．運転室側窓はユニットサッシ化されていました。
1992/10 鶴ヶ坂－大釈迦 638レ(2枚とも)
本数が多く、景色も良いということで何度も通った鶴ヶ坂付近でしたが、これが758奥羽本線客レの最後の撮影でした。701系化まで数週間に迫った時期でした。
1993/11 大釈迦－鶴ヶ坂 625レ
758号機は93/11奥羽客レ廃止後まもなく[青]へ転属し活躍を続けます。今度は東北本線の客レ 12系2000番台を牽引します。青森転属後も暫くは両Endホースフル増備の”秋田車仕様”で走っていました。上り列車ですがKE77開放栓ケーブルが付いているのが分かります。
1994/02 東北本線 渋民－滝沢 528レ
50系客車も牽引します。所々窓が開いてる．．懐かしの客車列車の旅を思い起こします。東北本線盛岡以南の客レはこれが唯一のコマでした。
1994/10 東北本線 村崎野－花巻 1545レ
高速貨物列車の先頭に立った姿です。この区間は基本重連運転ですが、先頭が青森車ってこの時期では珍しかった．．変運用でもあったでしょうか？
1994/12 東北本線 東白石－北白川 3085レ
その１はここまでです。
1990年から31年にわたって撮影している機関車なので、まだまだ色々出て来ると思います。
全検出場したのでこの先も現役続行 と思われるのは嬉しい事です。
がAT出場し仙台へ帰ってから3週間ほどになりますが、私の知る限りこの間1度も動いていないんですよねー。僚機757,759号機も含め、仙台車の走行自体年明けからまだ１、２度だけと思います。
全機ここ２年の間に全検を通っています。主な仕事だったチキ6000系列工臨が無くなって、どうみても3両配置は多すぎと思いますが．．。
758号機は秋田に入場して5か月も出てこなかったので、正直ダメかなー このまま廃車かなーと思っていたので まずは良かったです。
今の所動いていませんが、カネかけて全検施工されたのですから、動く予定があるのでしょう。この先の展開に期待したいと思います。
機番表です。白抜きの機番はUp済です。サイドメニューのテーマ”ED75機番シリーズ”をクリックいただくとこれまでの記事が一覧表示されます。
以上ED75 758 機番シリーズNo.110その1、最後までご覧いただきありがとうございました。
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