橿原神宮前駅訪問 | 乗りつぶしに行ってきた!

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JR全線完乗が目標!(現在は99%乗車済)

近鉄には同じ鉄道会社ながらも線路幅が狭軌(1,067mm)と標準軌(1,435mm)と2つ存在するわけですが、唯一2つの線路幅が交わる駅が存在します。それが橿原神宮前であって、ちょっと面白そうな駅なので駅ナカと駅周辺を散策してみることにしました。

 

 

 

まず、駅舎がとにかくごついんです!

 

 

中央改札口を出たところにある駅舎からそのまま歩いていくとその名の通りに橿原神宮という神社にたどり着くことができることもあって、神社を模した造りになっています。

 

 
駅舎の中は橿原神宮の絵が描かれ、
 
 
鳥と山でしょうか?壁画もふんだんに飾られていて、非常に荘厳さを感じる駅舎内です。
 
 
その先の中央改札はさぞかし大きいに違いないわけで、いざ向かってみると自動改札機が3機しかなく、
駅舎内の豪華さに比べるとやや物足りなさを感じる数です。
 
 
中央改札を入ると二手に分かれて、1〜3番のりばが標準軌、4~7番のりばが狭軌のホームとなります。
 
 

それぞれののりばに向かうにはコンコースを30~40mほど進まなくてはなりませんので、

橿原線から南大阪線に乗り換えたいときなんかは必ずこのコンコースを通り抜ける必要があります。

 
 

コンコース上には柿の葉寿司屋に惣菜屋、和食屋、コンビニに薬局とエキナカショップが軒を連ねていて、特急同士の乗り継ぎをする乗客もいますから、途中で柿の葉寿司をテイクアウトしたりする機会が多くあるのでしょう。

 

それでは標準軌ののりばに行ってみることにしましょう。

2面4線のホームが広がっていて、1番のりばが京都方面への特急専用ホーム、2番が普通用、3番が急行用のホームとなります。
 
 
 
 
 

1番のりばの向かい側には公式にはされていないものの0番のりばが存在していて、0番のりばのみ狭軌となります。

 

 

 

0番のりばの先には車庫があり、そこに敷かれている線路も狭軌になります。

 

 
 

標準軌用のホームの先には改札口(東改札)があり、駅舎は中央改札と比べると規模は小さいですが、こちらも神社を模した造りになっています。

 

 

それでは狭軌ののりばに移動します。

先ほどのコンコースを抜けて階段を下って、

 
 

地下通路を進み、2面4線のホームへの階段を登るとたどり着きます。

4番と5番が吉野方面、6番と7番が大阪阿倍野橋方面のホームとなります。
 
 
地下通路をずっとまっすぐ進むと改札口(西改札)があり、橿原神宮前には合計3箇所駅舎が存在するわけで、これが最後の改札口となります。西改札も神社を模した造りですが、屋根が2つあるのが謎で3箇所ある改札口のうち周辺は一番何もない改札でした。
 
 
それでも改札機の数は4つもあり、中央改札の3つを上回る個数となっています!
 
 
 

このように標準軌と狭軌が交わる橿原神宮前近鉄名古屋からですと少し遠い駅ですが、大阪阿倍野橋近鉄難波京都からだと気軽にいける駅なので、社会勉強として訪れてみるにはもってこいな駅と言えるでしょう!