還暦を迎えた都営浅草線 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

「鉄道」を趣味の対象として、さまざまに楽しむ活動を記録するブログです。


 退院後初めてとなる外来診察に行ってきた。事前に治療後の状態を確認する検査も受けていたのだが、いずれも経過は良好とのことで、まずはひと安心。
 さて、昨年からの積み残しネタを一つ。昨年の12月4日に、都営地下鉄浅草線が開業60周年を迎えている。つまりは我が人生と同じ1960年(昭和35年)の誕生で、揃って還暦を迎えたというわけだ。
 最初の開業区間は、押上駅と浅草橋駅の間だった。その後、少しずつ延伸開業しているが、我が記憶にあるのは大門駅までの開通時に、祖父に連れられて乗りに行ったことを覚えている。祖父は新しいもの好きで、新線の開業とか新しい建築物が出来ると、出向くのが好きな人だった。

 この路線に浅草線という名が付いたのは1978年のこと。それまでは一号線と呼ばれており、子供の頃、不思議でたまらなかった。営団地下鉄の銀座線や丸の内線が先に開業していたからだ。
 初代の電車、5000形は思い出の彼方に去り、今や三代目となる5500形が主力となりつつある。線内に待避線がなく、いささか無理無理感のある通過運転もすっかり定着したようだ。