3回目の紹介は、会津鉄道キハ8500系。

これはご存じ元名鉄キハ8500系「北アルプス」が譲渡されたもの。

JR東海の「ひだ」がキハ85系化されたのに合わせて、名鉄「北アルプス」も準じた設計で開発されたのが、この車両。しかし、2001年に北アルプスは廃止。製造された車両5両とも会津鉄道に譲渡され、「AIZUマウントエクスプレス」として活躍してたようです。

名鉄時代に撮影に行った覚えがあます。

赤い電車の「アンレール」ブランドで鉄コレ風の北アルプス3両セット、AIZUマウントエクスプレス2両セットが発売されていたと思います。鉄コレよりオモチャ感ある出来栄えやったようなきがします。また、マイクロエースからも北アルプス時代の5両セット、AIZUマウントエクスプレス4両セットが出てました。

今回の鉄コレバージョン、なかなかエエ感じやと思うんですが、どうでしょう?

GMレベルには達しているとは思いますね。

屋根上のモールドもきっちり再現されており、また冷房機器なども別パーツ化されており、力入ってます。

キハ8501(右)は、JRのキハ85と併結するため貫通扉が下に長いのも再現されてます。

相方のキハ8504は名鉄企画(?)です。

AIZUマウントエクスプレスのヘッドマークスッテカーも入っています。

AIZUマウントエクスプレスは残念ながら高速運転仕様が、地方ローカル線の会津鉄道の運転方法と合わず、2010年には廃車となってしまいす。今回の2両、キハ8501とキハ8504は、静態保存されている2両。中間車はAIZUマウントエクスプレスよりも早くに廃車となっており、残りのキハ8502とキハ8503は、マレーシアへと渡り、健在。こっちを再現するのもエエですね(笑)

さて、これが開発された以上は、北アルプス仕様もいずれ出るんでしょう。4両で出すのか、中間車を開発して出すのか。