東北地方の電化区間に残存していた客車列車および急行形電車の置換用として1993年に登場した形式です。
1500番台は仙台地区に1000番台に続き増備された番台で、主変換装置のコンバータ部にIGBT素子を使用し
他の番台と異なり回生ブレーキを装備したのが最大の特徴です。
とはいえインバータ部はそれまでと変わらずパワートランジスタ素子を使用しているため、走行音は他番台とほぼ同等で、
モータに通電されている間強くなる「ジー」という音と、減速時にも音が鳴る(ただし失効速度は高い)のが特徴です。
現在は機器更新に伴いこの走行音は消滅しています。

区間 名取 - 南仙台
車両 クモハ701-1508
収録 2013年4月