大阪
大阪の酒場巡りと、京都で財布を買うために都内から関西へ向かったが、出発してから財布の店が休みということをHPで知り、食べるばかりとなっていた
とん平焼きと玉ひも
でっかいカキ
「角煮をおでん出汁で」と以前に他のお客さんが注文しているのを見て、気になっていたやつ
酒場巡りのほうは順調に、2泊3日のうち初日の夜に3軒、翌朝3軒をはしごした
甘いおでん
角打ちのおでん
おでん屋のくずきり
かす汁3選
のんきや(新今宮):酒かす強め。豚、鮭やちくわなどの具材が大きい。七味が最高に合う
酒の穴(新今宮):みそ汁寄り、鮭とこんにゃくが細かい。のんきやとも大根人参は拍子切りで染みを感じる
庶民(京橋):大根人参いちょう切りで豚シチューのよう。鮭が見当たらないのは京都発祥の店だからだろうか。京都は鮭を入れないと聞いたことがある
ある店では枡酒が振る舞われた
また別の店ではピーナツもらった
…アカン…このままでは食いだおれてしまう
食べる以外のこともしたいが、目的の財布の店は休みでどうしよう。外は寒くて歩きたくなかった
そうだ電車散歩だ
大阪2日目の朝、はしご酒3軒のあとに電車で滋賀県の新旭駅へ向かった。いつか行こうと思っていた布の町、高島は大阪から1時間強で、腹ごなしにちょうど良さそうだ
駅前の観光物産プラザでご当地布「高島ちぢみ」のはぎれを買いたいと思う
プラザには高島市の特産物を扱う店が入っていて、名物の鮒ずしやアドベリー菓子、酒、工芸品などが売られている。ここを訪れたのは2度目だった
前回のことを読み返したら、相変わらず飲み歩いてた
高島ちぢみは吸汗と速乾性に優れて肌ざわりが良く、夏の寝具として人気だ。自分は前に買ったはぎれを枕やら首に巻いて重宝していて、今度はバスタオル用を欲しいと思っていたのだ
希望通りのはぎれを手に入れることができた
隣のショッピングセンターエスパにも高島ちぢみを見つけ、大きめの生地を買ってみた。夏になったらシーツとして使いたい
新旭での買い物を終えて、次は隣の駅で降りた。
あどがわ
ここがアドベリーの里、安曇川か〜
安曇川は初めて降りたので、町を少し歩いてみた。駅前に学者さんの像が建ち、通りにはその教えが点在していた
扇子が型どられている。マンホールも扇子柄だった
調べると安曇川の竹で作られる扇子の骨が伝統工芸品となっていて、国産の9割もの扇子に安曇川の骨が使われているらしい。町には扇子屋が見られ、道の駅では扇子作りのビデオが流れていた
扇がデザインされている道の駅にはアドベリー菓子がたくさんあった
まちの駐車場
まちのプランター
日が暮れてきたので大阪へ戻る
高島市を訪れたのは2日目のことだが、ちなみに初日の大阪へ向かう途中も滋賀県の駅で降りていた。梅花藻と、おふくろバイキングでお馴染みの醒ヶ井で
醒ヶ井駅すぐにある道の駅ならぬ水の宿駅。前にこちらのおふくろバイキングで美味しかったういろうを、今回買いに寄った
(その時の記事:
しかしういろうはなく、店の人へ聞くと夏の食べ物だそうだ。130円のしいたけの煮物だけ買い、ご自由にお持ち下さいとなっていた「名言カレンダー」と土瓶を頂いてしまった
汽車土瓶はまいばら鉄道フェスティバルのノベルティとしてたくさん製造されたが、イベントが中止となったため、お客に配っているそう。“プランターにするといいわよ”と教えてもらった
そんな醒ヶ井を後にして大阪へ向かったつもりだったが、気付いたら逆の、名古屋方面へ向かう電車に乗っていた。早く大阪で食べ始めたいのに、乗り換えたら何時間かかるだろう。知らぬ駅で待つ間、時間をつぶす所はあるだろうか。落ち込んだ
電車の時間だからと言って醒ヶ井の店の奥さんとの話を早々に切り上げたのに
ふと、名言カレンダーを広げてみた
パッと開いたページに現れた「どうにもならない」が突き刺さる。気を取り直した
引き返すために降りた近江長岡だったが、次の電車が来るまで散策したら、源氏ほたるの里と呼ばれる綺麗な川が流れていたり、巨木と大きな灯籠の神社があって、パワーをもらえた
滋賀県の思い出ができた
話は戻り2日目の夕方。安曇川の後だが、朝からの膨満感が結局治まらず外食を諦めた。しかしちょうど買っていた惣菜があって、旅気分を損ねることなく夕時を過ごすことができた
朝のはしご酒のさなか、商店街にいい感じの惣菜を売る魚屋があって、いつ食べるか考えもせず買っていたが
宿の共有ダイニングルームにて
ホステルチェーンのカオサンワールドなんば店
今回の宿はカオサンワールドなんば店と天王寺店に泊まった。なんば店はアパートの雰囲気で一泊1105円、天王寺店はホテルの感じで1490円だった(当時)
ベッドはだいたい同じ。天王寺は無料のアメニティが多い
天王寺店の共有スペースは宴会場みたい
天王寺の宴会場で食べた醒ヶ井のしいたけ
財布は掛川で買った
2日目の夜を安静に過ごしたので、最後の3日目は朝から調子よく飲み食い。朝8時から11時まで4軒を巡り思い残すことなく大阪旅を終え、帰路に着いた
土瓶を乗せて