「『三二庵閑話』を読む」連載が始まります! | レールは、こころをつなぐ道。

これは2020年3月の記事で…

 

それ以後、当ブログでは琵琶湖疏水と日本最初の電気鉄道に関して、田辺朔郎と高木文平について掲載してきました。

 

伏見チンチン電車の会は2020年10月31日~11月8日には、伏見区役所1階ロビーで「路面電車と高木文平」パネル展示をしました。

 

 

しかし、高木文平については詳細な伝記がありません

初代会長を勤めた京都商工会議所の所史には「初代会長高木文平氏は、疏水水力事業、京都電気鉄道の創始に関して『電気王』の名を残したが、その経歴は田中(源太郎)、濱岡(光哲)、大澤(善助)の三氏が立派な伝記を残されたに対し、詳しく伝わっていないようである」とあります。

※京都財界四元老(内貴甚三郎、浜岡光哲、田中源太郎、大澤善助)

 

高木文平(たかぎぶんぺい)⇒ Wikipedia

 

明治の田舎侍と呼ばれた、豪放磊落な高木文平は「名を残す必要は無い!」と自叙伝を好まなかったようで、唯一、本人が口述したものを活字にしたものが明治35(1902)年の出版の『三二庵閑話(さんにあんかんわ)』で、ここに文平の思いが綴られています。、

そこには京都電気鉄道や宇治川水力発電所についても言及されていますが、原文は漢字とカタカナで綴られていて読みにくいため、伏見チンチン電車の会で読み易くしたものを連載していくことになりました。

 

ご一読ください!

 

続編が掲載されましたら都度お知らせします。