代表駅になれたかな? 和歌山線・香芝駅 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

この時間は奈良県の駅をご紹介しています。

撮影は、平成10年代初めのものがほとんどです。現在の状況とは変わっていることがありますので、参考にする際はご注意ください。

現在は、和歌山線の駅を旅しています。今日はどこの駅かな?

また、当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。

では,最後までごゆっくり!

 

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本日は、香芝市にある香芝駅にやってきました。
訪問したのは、平成16年5月のゴールデンウイークのときでした。

訪問当時としては、新しかったこの駅名標、実は駅名が改称されてから2ヶ月後に再訪問したときのものです。
駅自体は明治24年に開業した香芝駅、開業当初は国有化前の関西鉄道、そのまた前の大阪鐵道の駅として開業しています。

構内です。
2面3線の広い構内となっています。

前回も申し上げたとおり、香芝市の香芝駅とはなっているものの、利用者ではとなりの志都美駅に水を開けられた形となっていて、志都美駅が1日約2000人の乗車となっているのに対して、香芝駅は約1600人となっています。

さらに、志都美駅が年々利用者が増えているのに対して、香芝駅は横ばい状態ですから、さらに差は開きそうな気配です。

駅舎のなかに入ってみます。
みどりの窓口併設の有人駅となっていますが、時間帯によっては駅員さんが不在となるときもあり、直営駅ではありません。

駅前です。
右手に駅舎があり駅を出て横向きに撮影しています。
駅前広場はあまり広くないことが分かります。

では駅舎です。
改築はされていますが、木造駅舎が残る駅です。
となりの志都美駅が橋上駅舎に改築されたのに比べると、やや置き去りにされている感がありますが、ワタシとしては橋上駅舎なんかにならないで!と思っちゃいます。

ところで、香芝駅に改称される前は、何駅だったの?ってことで、現在は忘れられているかもしれないので、旧駅名当時の駅名標もアップしておきましょう?
かつての駅名は「下田」でした。
このあたりの地名となっています。

ここで近鉄大阪線の近鉄下田駅が浮かんだ方はさすがだと思います。
近鉄下田駅とは徒歩5分の距離、JR西日本としては、香芝市の代表駅は、JRの香芝駅と強調したかったのかもしれませんが、そのもくろみはうまくいったのか疑問です。

改称前には、ICOCAが利用可能となったりと、かなり近鉄に対抗して攻めていたとは思いますが、香芝市の代表駅はJTB時刻表は現在でも近鉄下田駅となっています。

また、改称前後の駅名標をごらんになると分かるとおり、この改称のときにとなりにJR五位堂駅が開業していますが、利用者数ではけた違いに多い近鉄の五位堂駅の後塵を拝した印象はぬぐえません。

では、次回は、訪問当時は新駅だったJR五位堂駅をご紹介します。


 
(平成15年12月下田駅、平成16年5月香芝駅訪問)

 

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