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新穂高ロープウェイ



3日目、今回の旅行の最終日。
先にも書きましたが、訪問したのは12月初旬で平地では雪が降っていませんでしたので、本日行った奥穂高での雪は感動的でした。


高山グリーンホテルをチックアウトし、昨日と同じく送迎マイクロバスにお世話になりましたが、乗客は私達二人だけで、運転手さんが「今日はどこに行かれるのですか?」と聞かれたので「新穂高ロープウェイに乗りに行きます」と答えると、「では高山駅の西口ではなく、東口にあるバスセンターまで送ります」と、送っていただきました、本当に優しい運転手さんで少しほっこり気分になりました。


高山バスセンターを午前8時40分発、新穂高ロープウェイがある新穂高ロープウェイ駅(新穂高温泉駅)に10時16分着く濃飛バスの路線バスで行きます、この路線バスはバス停が約60ほど有ります。

60程有るバス停に留まったのは数回だったので、定刻より2分早く終点の新穂高ロープウェイ駅(新穂高温泉駅)に到着しました。


この新穂高ロープウェイは、第一ロープウェイと第二ロープウェイに分かれています、まず新穂高温泉駅から第一ロープウェイで鍋平高原駅に到着し、しらかば平駅から第二ロープウェイで西穂高口駅まで行きます。


新穂高温泉駅です、今から第一ロープウェイに乗車します。

この地点の標高は1110mです。


定刻の10時半に第一ロープウェイは発車し、一気に標高を上げて行きます、第一ロープウェイは全長573m、高低差188mで、新穂高温泉駅と鍋平高原駅間を約5分で結びます。



3000m級の山が迫って来ます。



第一ロープウェイで鍋平高原駅に到着、歩いてしらかば平駅行きます、名の通り周りはしらかばの木が沢山あります。

しらかば平駅の手前にある新穂高ビジターセンターの屋根越に見る焼岳。


しらかば平駅の標高は1300mです、これから第二ロープウェイに乗ります。


第二ロープウェイの特徴は、なんといっても日本初の二階建てロープウェイで、2020年新造されました。

 
二階建てロープウェイの二階です、充分な広さですね。


しらかば平駅を10時45分出発します。


段々と高度が上がって、後方の山々が同じような高さになってきます。


その後方の山は、笠ヶ岳(2,898m)と抜戸岳(2,813m)です。


二階建てロープウェイです、2020年7月に新造されました、かっこいいですね。


第二ロープウェイの初代二階建てロープウェイです、1970年(昭和45年)に開業し、1998年(平成10年)にこの初代の二階建てロープウェイが導入されました。


この第二ロープウェイは、全長2,598mで日本で二番目の高低差(845m)を誇ります、ちなみに一番は長野県の駒ヶ岳ロープウェイ(950m)です。


西穂高口に到着、標高は2,140mで私が飛行機以外で経験した一番高いところで、これからもこれ以上高いところは経験しないと思われます。


西穂高口の展望台に登りました、手前の雪の山は「にしほくん」と名札があり西穂高岳のことですね。

展望台の北東方面から山々を見てみると、まずは西穂高岳です、奥穂高岳は奥の方に有ります。


次に北の方を見ると右から南岳(3,033m)、中岳(3,084m)、大喰岳(3,101m)、そして有名な槍ヶ岳(3,180m)が見えます。


槍ヶ岳ですが山頂付近はガスって見えませんえーんえーん

次に北西に目をやれば、先に紹介した笠ヶ岳と抜戸岳があります。

その笠ヶ岳の縞模様の説明があります、笠ヶ岳の横にあるしま模様は、かつてカルデラ火山であった事の証で、6500万年前の火山活動で、火山灰や溶岩が堆積し、硬い溶結擬灰岩と、柔らかい火山噴出物が交互に重なって出来しま模様らしい

笠ヶ岳から少し西方向に目をやれば、段々稜線が下がり出した中に、少し高い山があります、錫杖岳(2,168m)と大木場ノ辻(2,232m)ですが、展望台とほぼ同じ標高なので真横に見えます。


展望台から西方向に目をやれば、遠くに雪を被った白山連峰が見えます、手前の盆地は高山市街です。


最後に、南方向に目をやれば、現在も火山活動している焼岳(2,455m)が見えます、3000m級ばかり見ていると少し低くく感じます。


そろそろ帰ろうと思った時に、槍ヶ岳のガスが晴れて槍ヶ岳が姿を見せてくれました、アルプス一万尺の童謡の一番の歌詞の「アルプス一万尺、こやりの上でアルペン踊りをさー踊りましょう」のこやり(小槍)もはっきり見えます。

最高の新穂高ロープウェイと展望台でした。

地上からはとても見られない山々がここまで見えるのは感動です、これで下りのロープウェイとバスで高山市内に戻ります。

つづく