今日で京王線の本線運用から6000系が引退してちょうど10年が経つそうです。

 
去年10月、中央線201系が引退から10年の記事を書きましたが、時を同じくしてお隣の京王線でも慣れ親しんだアイボリーの車体が最後の活躍をしていました。
 
往年のライバル路線としてしのぎを削ってきた両者が共にこの半年の間に、、
というのもまた深い縁の現れだったんですかね(^^ゞ
 
ただ「今日で10年が経つそうです」と書いたように、実は自分には京王6000系には201系ほど明確な「引退日」という記憶がなく、今回の記事も最近調べて知ったことです。
 
それはなぜか?
 
京王6000系だって幼い頃から自分の鉄オタ生活と共にあった車両。
それなりに思い入れはありました。
 
ただ6000系の場合、8連(長編成)の引退→競馬場線からの引退→本線からの引退・・などと段階を踏んで引退していったこと、そしてそれぞれの引退について目立った告知もなかったことからだと思います。
まあ段階を踏んだ引退は大手私鉄などではよくある例ですけどね。
 
そして最後の6000系営業運転となると10年前の今日ではなく、もう少し先まで動物園線に専用編成が残っていたのですが、その後に起こった東日本大震災でそれどころではなくなってしまい、、
 
ということで今振り返っても曖昧な記憶しかなかったのです。
 
ちなみに最後の8連については本来は前年の3月にイベント列車を経て引退する予定でしたが、突如他の車両に故障が出てしまったことによりイベントが中止に、ただその代わり故障車の代替とししばらく延命するという奇跡を果たし、その年の夏までは6000系統一編成として本線を走る唯一の編成となり、201系最後の1編成と同じような存在になってくれていました。
 
ただそれも気がつけば8月には引退していたんですよね。
 
結局一連の6000系の引退は201系に比べひっそりとしていたな、、という印象なのです。
 
 
 
さて、文章だけを長々と書いていては自分のブログらしからぬ記事になってしまいます。笑
 
今回はその引退間際の6000系の写真を1枚。
 
最後に撮影していたのはいつだったのだろう。
と写真を探すと、引退日直前にも何枚か撮影はしていたようですが、当時の撮影成功率はまだ高くなく、まともに撮れた写真でいうと11月まで遡ったこれかな。
 
 
 
慣れ親しんだ車両は慣れ親しんだ場所で。
なんて思いながら当時はまだ柵が低かった平山城址公園駅で撮影していました。
 
もうすでに8連が引退した後なので本線運用は専ら9000系との併結運用のみ。
 
この時はちょうど8000系ともすれ違い、1枚に3系式が入る賑やかな写真となりました。
 
今思うといいメモリアルショットだったのかな、、とも(^^ゞ
 
 
 
ということでここまで振り返り、じゃあ改めて自分の中の6000系引退記念日を決めるとしたらいつなのか。
 
そう考えた時、やっぱり地元を最後に駆け抜けた日がいいかなあと。
 
つまり本線運用からの引退日。
冒頭で触れた10年前の今日になります。
(って最後の日の運用、八王子まで来てなかったりして、、)
 

 
なんて10年越しの話をしてみましたが、改めて月日の経つ早さを感じますね、、
201系同様、今でも目の前を走っていた日のことがつい最近のように思えます。
 
緊急事態宣言が明けたら久しぶりに多摩動物公園駅の車両展示にでも行ってみようかな(^^ゞ