120cmターン(180℃カーブ) コーナーE 120cm 橋脚モジュール【Nゲージ敷設工事72】

コーナーE 120cm 橋脚モジュール

わざわざ、ご報告するほどの事ではございませんが、相模原鉄道模型クラブの運転会にて、必要なモジュールでもありますので、簡潔に記述したいと存じます。
分割式ジオラマを「集合」させての集合式ボードでの運転会の場合、Nゲージの線路を繋げますと、当然「周回」(エンドレス)させるのがベストになります。
しかし、多くのメンバー様(私も含めて)は、クラブ規格(複線)の直線的な集合式ボード制作が、中心となります。
よって、カーブレールとしての「コーナーボード」の部分が必要となるのですが、これがまた、レイアウト構成によって、反転させるカーブの「R」が、変わってきます。
そのため、実際に、運転会を開催する場合には、カーブレールを、1種類の組み合わせだけでなく、2~3種類と、違うR構成の準備が必要となります。


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事前に、参加者様の集合式ジオラマ持参予定をお伺いし、前日までに、当日の構成を決めておけると、一番良いのはわかっています。
しかし、当日、体調不良や突発的な用事などで、来れなくなる方もおられますし、忘れ物をしたり、集合時間に遅れて、設置に支障が出ると言う事もあるでしょう。
当日、会場においても、テーブルの大きさや、テーブルの数にて、設置できるスペースも、その都度、異なります。
そのため、事前にレイアウトを準備するのは、少し無理があると考えており、当日、実際の状況にて、その場でレイアウト構成をすばやく考えた方が、良いとの判断に至っております。


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しかし、イレギュラーなサイズのボードであったり、組み合わせ構成によって、先日、ご紹介した「S字」にて「差」を解消しなくてはならないこともあります。
そして、当然、今回、取り上げました、カーブの部分も、カーブレールの「半径」が、いつも同じとは限らないのです。
コーナーボードを集合式としてご用意賜っているメンバー様でも、必ずしも、コーナーはカーブレールだけでは繋げられず、短い「直線」が必要な場合もあります。
そのため、単純に、いつも同じカーブ半径とならないこともあり、実際に、当日、組み合わせしてみないと、カーブレールのチョイスも、わかりません。
よって、カーブレールは、市販されているサイズ「すべて」を、360℃分、複線の本数で、用意して、当日、予備レールとして持参する必要性があります。


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ただ、何回か、運転会を開催していくうちに、必要なのは、180℃の反転で、概ね2種類のカーブだとわかってきました。
だいたい、下記の2種類です。

・ボード幅90cm (TOMIX C280 + C317)
・ボード幅120cm (C428 + C465)

そのため、今では、基本的に、上記の2セットを360℃分のカーブレールを持参させて頂いております。
それにプラスして、カーブに短い直線を入れるなどの、イレギュラー対応も、準備万端としている次第です。

なおかつ、カーブレールにしても、その都度、設置するのに、時間を要することになっては、設営時間の短縮にも繋がりません。
そのため、できるだけ「長い」カーブレールを自費購入するようにしています。
今回、試験運用したのは、下記のTOMIX C428 + C465です。

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上記のレールは、最初から複線になっていますので、とても、便利ですね。
S字モジュールも準備できたことで、両側が、120cmになることは、ありませんので、上記は2セット(180℃)分、準備しています。
準備していても、全く使わない運転会になるケースも当然ありますので、毎回持参した予備レールの95%程度は、使用しないレールとなりますが・。

ただし、メンバー様のモジュールが増えて来た場合、いつも、複線ですべてを繋げるのではなく、2分割の島に分けるなど、線数を増やした設置になると、参加者さまが、列車を走行できる機会(時間)も増えると考えております。
その場合、当日、お座敷レイアウトのように、ジオラマではない島に関しては、テーブルを、モジュールの方に優先使用させて頂くケースが生じ、高田主催の運転会においては、ご迷惑をおかけすることがあるかも知れませんが・・。


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しかし、現状として、カーブの部分は、クラブとしても、コーナーボードのジオラマが不足していることがあります。
その対策の一環として、車両基地モジュールのコーナー部分を、従来の90℃から、180℃(90cm幅)+90℃の合計270℃(4分の3)へと改善致しました。
これで、高田では、90℃ x 最低4つ必要なコーナーのうち、3つのコーナー・ジオラマを用意できます。(いつも、車両基地を持参できるとは限りませんが・・。)
メンバー様のコーナーボードも、増えて参りますと、途中にカーブをいくつかセットした、レイアウト構成も可能になってきます。
ただ、直線が多かったり、コーナーが多くても、会場のテーブル数にも限りがあることから、困りますので、こればかりは難しいところです。
メンバー様のモジュール数が増えるのは、喜ばしいところなのですが、増えるほど、設営にも時間がかかりますしね。

いずれにせよ、コーナーボードが足りなければ、臨時的な措置にて、今回ご紹介したように、すぐに設営できるよう、準備をさせて頂いております。

この TOMIX C428 + C465 は「橋脚」を使って、180℃、転回させ、120cm幅に対応しています。

コーナーE 120cm 橋脚モジュール

橋脚の部分は、市販品ですと、セットするのに多少の時間が掛かりますので、時間節約のため、ポンと置くだけで良い、コンクリートの岩のようなものを、いくつか作って、用意もしている次第です。
今後も、設営時間の短縮や、想定される様々なケースに、当日、対応できずに、せっかく、お集まりいただいたのに、走行できなかったと言う事が、発生しないよう、予測と準備を怠らずにまいりたいと存じております。
メンバー様に置かれましても、ご理解・ご協力のほど、賜りますと幸いです。


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ちなみに、写真にある機関庫モジュールは、更に増設モジュールを作りまして、120cmでの折り返しを恒久化させて、設置時間の短縮と、待避線を拡充させ、運転交代のスムーズ化も図る予定です。
その場合、この120cmターン(180℃カーブ)橋脚は、右側か、その先に接続したメンバー様の集合式の右側に設置するかたちとなります。
あと、2019年のJAM出展ジオラマは、解体している途中です。
廃材がたくさん出て、ゴミ捨てが大変ですので、なんとか、花粉が飛散開始するまえに、廃線を終えたいと考えております。

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