毎度!〆爺ですm( _'_ )m

 

 今回は,TOMIXさんちのユーロライナー(旧製品)です。〆爺の友人のJKさんからの依頼です。このモデル,ご覧のようにテールサインが”緑”なんですね。KATOさんちのパノラマアルプスもそうでしたが,昔の製品はなぜ”緑”が多いのでしょう?

 

 

 とにかくコレを何とかしてほしい!とのご依頼です。

 

一応預かり,構造を確認したのですが,オリジナルのLEDはこんな感じでした。

 

 

 なんと小さなLEDでしょう?そしてLEDのハウジングもすごく小さいです。本来の依頼では「電球色で・・・・」とのことでしたので,依頼通りにするならチップLEDを立ててにはんだ付けするしか方法はありませんが,しめじいが強引に「白色LEDの方が良いよ!」と暗示をかけた結果,白色LEDにすることに・・・・でも,この基板のスペースだと選択肢は一つしかありません!・・・っていうことで,さっそく既存のLEDを外します。

 

 

 この基板に新しいLEDをはんだ付けします。

 

 

 そう,使用したのは「サイドビュータイプ」のLEDです。このLEDは鉄道模型に使うには若干使い勝手が悪いのですが,テールライトだけに使う場合は有用です。このタイプのLEDを使ったライトユニットも結構ありますが,配線が単純ではありません。というのもLEDの+-の端子が鉄道模型の+-と逆なのです。つまり,通常のライト基板の上下面に取り付けると前進時には基板下面のLEDが点灯し,後進時に基板上面のLEDが点灯するのです。しかし,今回はそれがぴったりハマりました。

 

 さてLEDは付きましたが,抵抗はどうでしょうか?

 

 元々付いていた抵抗は〆爺の理解を超えた接続ですが,一応250Ω,1/6wのアキシャルリードの抵抗がLEDを挟んで直列に接続してあり,合成抵抗としては500Ωとなります。このLEDの抵抗値は420Ωのため交換の必要はありません。でも,この接続って意味あるのでしょうか?浅学の〆爺には分りません。

 

では,実際に車体を被せて点灯試験をしてみましょう・・・・・

 

 

WAO!(なぜか英語表記^^;)

 

見違えるほど良くなりました!(自画自賛)

 テールライトもはっきり点灯しているのが判ります。元のLEDでは点灯が確認できなかったので,これは想定外でしたけど・・・

 

 作業としては大したことをしていないケド,記事にするため話を膨らませています(笑) 実際に作業に要した時間は,はんだごてがあたたまるまでにLEDの位置を決め,十分に温まったはんだごてでLEDをつけるまでのおおよそ5分ぐらいでした。それをここまで引っ張るのは大変なことなのです(笑)というか,これ以上は書きようがありません!(笑)

 

 あまりにも呆気なく作業が終了してしまったため,〆爺的にはモノ足りなさを感じますが,依頼者様には喜ばしいことですので,それで手を打ちましょう♪かかった費用は30個で200円のLEDを使用しましたので,2両で30円ということになります。費用対効果という点では満点ではないでしょうか?

 もし,抵抗を取り換えるとするならLEDのデータシートを確認して適正な抵抗を使用してください。電力量を間違えると抵抗より発火し,最悪火災になりますので改造は自己の責任において行ってください。この記事はあくまで〆爺の備忘録です。

 

 本日もご来店ありがとうございました♪ ご案内は文系男子の”〆爺”がお送りしましたm( _'_ )m