皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神＠北見です。
今日は月末ということで、久々に新製品のお届け品が到着しました。
↑久々にヨドバシから新製品が届きました。中身は…
↑キハ143 室蘭本線の2両セットです。
最近はキハ58系収集の後、キハ40系の収集ばかりしていました。主に中古やオークション品ばかりで、新製品が届くのは久しぶりでした。新製品自体、2020年12月25日のKATO製DD51北斗星色以来で、気動車というと2020年12月11日のキハ26首都圏色以来で非常に久しぶりでした。
早速中を見てみます。
↑キハ143自体はグリーンマックス製の物を持っていますが、Tomix製は初めてでした。昨年4月に模型界に復帰後、Tomixさんからキハ143が出ていることは知っていましたが私の知るキハ143は札沼線時代のもので、室蘭本線というとピンとこないので手を出さずにいました。しかしリニューアル新製品で出るとなれば思わず手を出してしまいました。
↑付属パーツです。列車無線アンテナ・信号炎管・カバー付きホイッスルなどの屋根上小パーツがメインです。
では早速整備してみました。
↑私は札幌在住時代はよく札沼線に撮影に出かけており、石狩当別まではこの車たちにお世話になっていたので非常に懐かしいです。今では711系を追い出して室蘭本線で使用されているというのは10年近く日本を離れていた身からはピンときません。
↑今回のリニューアル製品の目玉は、モーターが新型のものになってリニューアル品となっただけでなく、床下機器が黒色表現になっています。
しかし、キハ143系のみならずJR北海道気動車の床下機器色がグレーから黒になったのは2010年頃からで、札沼線時代に既にキハ141系やキハ40系も黒色になっていました。そのため室蘭本線仕様で床下がグレーという旧製品の状態はあり得ない状態でした。今回のリニューアル品でやっと実態に即した姿になったようです。というか旧製品って単なるエラー品じゃない！？ まぁ床板を黒く塗れば良いだけなのですが。。。
さて、妻面を見てみますと…
↑あれ！？ アーノルトカプラーではないですか。
そういえばこの製品はHG製品ではなく、通常品であることを思い出しました。確かに紙箱もHG仕様のグレーではなくTomixの青でしたね。ということはこれをTN化しなければならないのですね…。
どうせこの手の通常品のTN化は汎用品の0375で済むと思っていました。
まずは台車に付いているカプラーポケットを切除します。
↑トレーラー台車です。カプラーの根元に排障器などを取り付ける部分があり、説明書ではここを残して切るように指示がありました。こちら側は妻面なので別に要らないと思うのですが説明書通りに切断することとします。
↑カプラーポケットを切断しました。ただこの排障器取り付け部は要らないですよね…。
↑続いて動力台車です。動力台車は排障器取付穴が台車枠に付いていますので、カプラーポケットをそのまま切除するだけです。
↑このとおり。ニッパーで切りっぱなしですが、特に干渉するものも無いのでヤスリ仕上げまではしませんでした。
さぁ、これでTNを付けてみましょう。
↑あれ、付かない…
良く見ると、キハ143の床板はTNを付ける部分が幅が狭くなっており、汎用の0375は爪が掛かりません…。どういうことでしょう！？
↑良く見ると、キハ143は使用するTNが「JC6366」と指定されています…。
あらら、これでは新しくこのJC6366を入手して来なければならないですね…。知りませんでした。てっきり汎用0375でいけるものだと思って調べることすらしていませんでした。ということで整備の続きはTNが届くまでお預けです。
グリーンマックス製のキハ141系シリーズとの比較もしようかと思いましたが、整備が終わってからにすることとします。簡単に済むと思ったら思わぬところで足止めを喰らってしまいました。普段と違う形式なのでちゃんと調べないとダメですね。
それとこの2両セット、HG製品では無いのに2両セットでメーカー価格10,780円もします。ちなみにHG製品のキハ48 2両セットはメーカー価格10,670円です。これを見ているとどこがHGでどこが通常品なのか分からなくなってしまいました…。キハ143ってTN化したら11,000円超えてしまいますからね。HG製品と大して金額は変わりません。出来栄えもHGじゃないからと言って手を抜いてあるようでもありません。この辺りの線引きはだいぶ曖昧になっていますね。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに！！