楽しみにしていた模型の発売日になりまして
今まで模型的に大きな穴だった現代のこどもの国線こと横浜高速鉄道Y000系が鉄コレで製品化!
ノーマル仕様と“うしでんしゃ”のラッピングが発売になりましたが、とりあえず今回は順当にノーマルな通常色のレビュー的なものでございます。
パッケージ
通常色に関してはごくごく一般的な仕様の箱に
下面は側面の線画と前面イラスト
左右面は編成でのイラスト
上面はアンテナの取り付け方法と、パンタグラフ取り付けの際の諸注意の案内
この位置にこの手の案内が来るパターンはなかなか珍しい…というか、新しいパターンのような気がします。
裏面は実車解説
来場者が増加する時には2本をつないだ4両編成の運用が~の一文がありますが、対応するパーツの案内などはなく
ここはユーザーの腕の見せ所ですねw
付属パーツ
ステッカーは残念ながらなく、台車枠とアンテナパーツのみのシンプルな構成に
GMのなんかのステッカーにY000系の表示が確か入ってた記憶…
ということで、お待ちかねの車両を見ていきましょう
長津田方先頭車のクハY003号車
前面
既に3000系が出ているのであまり心配はしていませんでしたが、印象も捉えていて良い表情です。
実車はいたずら防止で前面下部にステップが増設されてしまいましたが、鉄コレは金型共用の兼ね合いなのか撤去された窓下のステップも含めて原形の姿
個人的にはこっちの方が好きなので大満足であります。
表示は182運行長津田が印刷済みで、前述の通りステッカー無しなので固定です。
開口部が大きい前面スカートは3000系鉄コレの時に3001F向けとして付属していたオマケパーツのもの
ライトはちゃんとY000系特有の丸型になっていて尾灯部分だけは上からではありますが赤く色差し
ワイパーアームも銀色と3000系との違いもしっかり再現していますし、窓周りの日除けの表現が3000系の製品化時よりも実感的になっているのが嬉しい限りです。
側面
3ドア車の首都圏近郊の通勤電車では珍しいスタイル
3000系の時にあった窓枠の表現漏れなどもなく一安心…座席パーツもちゃんと3ドア車に適合するものになっています。
妻面側より
3000系共々、東急の電車では妻面にガラスがある最後の世代
車端部黄色テープとベビーカーマークもあるので、ここだけは現行仕様なので前面との仕様がちょっとちぐはぐに
この点だけはちょっと好みが別れましょうか…印刷なしでユーザーが現行仕様にする形でも良かったんじゃないかと
屋根周り
パンタも何もなく集中冷房のクハなのですっきりと
クーラーは3000系と全く同じものですが、相変わらずここだけはおもちゃっぽいので何とかしたいところ
こどもの国方のデハY013号車
前パンが凛々しい電動車になります。
基本的にはクハY003号車と同様の車体ですが、パンタグラフが2つ載っているだけでも印象が違って大分格好良く
妻面側
こちらも貫通扉無しなのですが、これは実車に忠実
配管周りは3000系と作り替えてあってなかなか細かいですw
屋根周り
長さの関係で3000系からの流用は出来ないので専用品
屋根の塗装が3000系と比べて大分薄くなり、東急っぽい色味に近づいたのはグッドです。
ここから先はお遊びコーナー
ベースになった東急3000系と並べて
正直鉄コレでやっちゃうか…という案件だった3000系ですが、Y000系を見据えてのことであれば納得
Y000系はまさに鉄コレに打ってつけの題材と言えますし、正直GM辺りが製品化して2両2万円とかで出されても困りますw
新旧入れ替わり
見据えて制作していた7000系7057Fと並べて
この光景が出来ただけで感無量…模型で出来るようになるとは良い時代になりました。
今回はノーマル仕様を実車数の3編成分、うしでんしゃを2編成分購入しております。
うしでんしゃはラッピングの入れ替わり時に2編成同時に存在していた時期があったのと、幻のうし重連をやりたいと思いw
ノーマル仕様の3編成を並べて
実車はこんな風に並ぶことはまずありえませんが、模型ならではという事で
どれもハズレが無いものが手元に来てくれたので大満足です。
うしの2編成を合わせて5編成並び
流石に実車数を超えてくると並びに気持ち悪さを感じますw
頑張ってやりたい重連
スカートの構造的にちょっと面倒くさそうですが、出来るだけ早いうちにやりたいものであります。
ということで、鉄道コレクション 横浜高速鉄道Y000系こどもの国線(通常色)2両セット のレビュー的なものでした!
兎にも角にも出ただけで感謝レベル…それだけ製品化が難しいだろうなと思っていた電車でしたのでこうして安価で入手出来るようになったのは嬉しさしかありません
全体的なクオリティーも安定していますので、東急ネタを集めてらっしゃる方には必須といって言いアイテムでしょう。
今回は通常色とうしでんしゃの同時販売になりましたが、いずれはひつじでんしゃや他の東急ネタも期待したいものであります。