前編 からの続きです。


■立野駅
あそぼーい!」は立野駅で4分間の停車しますが、日曜日に限って「ななつ星in九州」と交換するのです。
 
 
車体にだいぶ擦り傷がついてしまっていますが、九州の王者といった貫禄があります。
 
 
「30億円の額縁」と呼ばれる、最後部の窓。
いつか、この部屋に泊まってみたいと思いますが、その日はやってくるかどうか。
 
 
 
■スイッチバック
立野駅を出発すると、スイッチバックのため進行方向が変わります。
私の最前列パノラマシートもこの区間だけは後展望に変わります。
 
おかげ様で「ななつ星in九州」がバッチリ見えます。
 
 
少し上ると、スイッチバックの転向線で停車。
 
右側の線路から上ってきたのですが、この場所で進行方向を変えて、左側の線路に向かっていきます。
 
出発信号が変わりましたので、間もなく出発です🚦
 
 
左側の線路に入りますが、急な勾配がよくわかります。
また、この部分は地震で線路が流されてしまったため、真新しい線路になっています。
 
 
スイッチバックを終えて、次の赤水駅までの間、さらに登っていきます。
この辺りで、車窓右側に景色が開けてきます。
 
 
 
■阿蘇大橋
車窓右側には、2021年3月の開通目前の新しい阿蘇大橋が見えてきます。
阿蘇大橋の高さは谷底からなんと100m🙌
よくこんな険しい場所に建設できるものだと、関心してしまいます。
 
 
そして、ほどなく見えてくるのが、崩落してしまった阿蘇大橋
ここには慰霊碑も建てられており、心の中で手を合わせていきました🙏
 
 
そんな地震の爪痕が残る風景を過ぎると、平坦な区間に入っていきます。
 
赤水駅では普通列車と交換。
九州ではキハ40シリーズもまだまだ現役で活躍していて嬉しいです🎵
 
 
右側に阿蘇五岳が見えてきます。
なんとも雄大な景色です。
 
 
■阿蘇駅
そんな雄大な景色に見とれているうちに、列車は阿蘇(あそ)に進入。
 
 
楽しい時間はあっという間で、阿蘇駅で下車します。
 
 
構内踏切から見る「あそぼーい!」。
今どきの列車にはない力強さを感じます。
 
 
この日は中に入ることはできませんでしたが、阿蘇駅には「ななつ星in九州」の乗客が朝食をとるためのレストラン「火星」があります。
 
 
一般向けにレストラン営業をしたり、イベント時には中は入れたりするので、いつか利用してみたいものです。
 
阿蘇駅から先は、過去の乗車記をご覧下さい😉