少々長いタイトルになりました。はるばる北九州から西浜松に運ばれたレールたちですが、中にはJR東海・浜松工場の隣にあるレールセンターにてロングレールへと加工がされます。運び込まれたレールを数本溶接し、ロングレールにして運び出すというモノです。

 

 で、ロングレールに化けたレールはやはり長いのでロンチキと言われる専用のレール積載車が運搬を行います。そのためレールセンターにロンチキを送り込み、レール積載後はロンチキを引っ張り出すのはJR貨物のHD300ことハイブリッド機関車が今日は担っています。

 

 ロンチキだけで自走できそうなものですが、そこは大人の事情と申しましょうか?縄張り意識があるのかもしれません。(謎)そんな空想をしながら・・・しばし待っていますとHD300に牽引されたロンチキのおでまし。赤と黄色の車体色のコントラストもグッドですね。

 

 そしてロンチキの荷台には敷設されているレールと同じようにカーブではしなり、直線ではまっすぐになる踊るレールをいざ披露!それにしてもよく同じように動きますよね。これは遠路はるばる運ばれてくるカラフルチキ上でも同じですが、よほど中央のレール留め金具が堅牢なのでしょうね。

 

 ともあれ、積載されたロングレールはどこかの保線で使われ、お客様にとってはジョイント音、振動もなくツーと滑る快適な乗り心地に貢献するのでしょうね。そんなロングレールとHD300&ロンチキからです。

 

 とある日、カラフルチキで運ばれてきたレール。レールセンターに送られます。

 赤いハイブリッド機関車ことHD300。ロンチキを引き取りに向かいます。

 レールをしならせながらロンチキ登場。

 引き出しが終わると今度はロンチキが体制を整え、定位置に車体を止めます。そしてHD300の帰還。

※3~10枚目ははまたけさん撮影です。