【元都営三田線】秩父鉄道5000系で羽生へ≪御花畑→羽生≫

中小私鉄・三セク列車乗車記

2021年1月7日

南関東鉄道半周旅 2番目の列車です。

15時47分に特急ちちぶ19号で西武秩父に到着し、9分の乗り換えで羽生行きに乗りました。
その様子を紹介します。

西武との乗り換えの駅 御花畑駅

西武秩父駅の改札を出て左に曲がり、秩父鉄道の踏切を渡ると、御花畑(芝桜)駅があります。

急いで切符を買い、ホームに行くと早速今回乗る羽生行きが入線してきました。
車両は、元都営三田線6000形車両だった5000系に乗車します。

ちなみに、御花畑から羽生までの運賃は\990です。
秩父鉄道は、運賃が高い鉄道として知っていたので、購入前は\1500くらいするのかな?と思ってましたが思ってたよりは安い印象です。

5000系の車内

至ってごく普通の通勤電車です…

この電車の編成は、三峰口←Tc、M、Mc→羽生という構成になっています。

なお、都営三田線を走ってた頃は、全部の車両がモーター車でした。
そのときの名残で、三峰口方の制御車(Tc車)の床下にも点検蓋が残っています。

御花畑駅発車

秩父鉄道は、八高線との接続駅寄居までは、秩父の山々に囲まれた盆地や、荒川沿いの渓谷を縫うように走ります。
また、昭和レトロな駅が多く、車両が古いことも相まって非常にノスタルジックです。

特に、野上から寄居までの区間は、荒川が目の前を流れます。
秩父鉄道の名物列車、SLパレオエクスプレスでここを通過するとめちゃめちゃ気持ちがよさそうです…

長瀞駅では、秩父鉄道のもう一つの名物、貨物列車と行き違いました。
影森行きの鉱石輸送列車だそうです。

寄居駅到着

JR八高線と東武東上線との乗換駅、寄居駅に到着しました。

寄居駅到着直前にもデキを見かけました。

次はオマエだ

寄居駅を出て2駅目…「次は オマエダ」と恐怖をあおる放送と電光表示でおなじみの

小前田駅に到着です。字はいたって普通です。

寄居から先は、関東平野をまっすぐ貫くように走ります。
そしてあたり一面が暗くなってきました。

電車は、武川駅に到着しました。
武川では太平洋セメント熊谷工場がある三ヶ尻貨物駅を結ぶ貨物線、三ヶ尻線が分岐しています。
なお、2020年12月31日まで、熊谷貨物ターミナルまでつながっていました。
東武の新型車両の搬入も、この三ヶ尻線を使用していました。

熊谷駅到着

電車は、上越新幹線と高崎線との乗換駅、熊谷に到着します。
熊谷で半分以上が入れ替わりました。

電車は引き続き関東平野をまっすぐ横断するように走り羽生を目指します。

17時15分 終点羽生到着

御花畑駅を出て大体2時間弱…終点の羽生駅の到着しました。

かなり写真映えしてかっこいいですね…

めちゃめちゃかっこいい…

感想 こんな古い電車に気軽に乗れるなんて驚き

今回乗って、思ったのは「こんな古い電車に気軽に乗れるとは…」です。
甲高く唸る駆動音、そしてガタガタと大きくフラット音を立てて、駅も古いままのところが多いことも相まってタイムスリップしたような気分になります。

秩父鉄道には、元東急8500系、8090系車両が走っていますが、この車両は電光掲示板が設置されるなど、今の時代に即した改造が施されていますが…
この5000系は、ワンマン化改造された以外は、そのまま取り残された感じです。

なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、一部窓が開放されていた関係で、外と同じくらい車内は鬼寒かったです。

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