ホテルに荷物を預け駅に戻る。
ここの駅、以前火事(放火)で焼けましてね。えらいことになってた。
さぁ九州へ向かいますよぅ。
下関って北でいうところの青森的っていうか最果てって感じがする。
そして列車は関門トンネルを通過。あれは高校生の頃だったな。友達と初めて福岡へ旅をしたときのこと。関門トンネルに入った時のあの何とも言えない高揚感。「ここを潜ったらいよいよ九州だ」ってあのワクワク感。僕もいい加減おっさんになって感性が鈍くなってこの頃あまりワクワクすることが無くなった。寂しいことである。
そして列車は山陽本線の終点、門司へとうちゃこ。北九州市門司区である。昔はサッポロビールの工場があったんだけどね。今はもうなくなってしまった。
そして13時45分、列車は終点の小倉へとうちゃこ。次の列車まで時間があるので久々に小倉の駅前をぶらつこうと思っていると
「おぉ!!!」
なんと同じホームの向かい側に本来いるはずのない博多行きの特急ソニックが停車していた。
時刻表とにらめっこしていたのですぐに気づいたんだがこの列車、本来は13時41分に小倉を発車していたはずである。
「これはもしや」と周りを見渡すと「おぉ~!!!」
隣のホームにこれまた本来いるはずのない13時44分発の荒木行きの区間快速が停まっていた。
ダッシュで隣のホームへ駆けつけ列車に飛び乗る。「ぶひぃ~、間に合った。」
小倉の街をぶらつきたいと思っていたんだがそれは乗り継ぎ時間があったからであって本当は一刻も早く太宰府に向かいたかったのだ。僕はこの後天神から西鉄に乗り太宰府店行宮に向かいその後原田から筑豊本線で桂川まで行く予定。正直時間的な余裕がなく防府から1本早い列車に乗れたのは非常にラッキーで荷物を預けて空身で動けるようになった。さらにここで思わず列車遅延の恩恵を受け1本早い列車で博多へ向かえるようになりさらにラッキーが重なった。。いや~ほんと助かった。防府天満宮の御利益である。 続く