皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

昨日は1月21日購入分のうち、岡山の「ノスタルジー」仕様キハ40系をご紹介いたしました。今日は八戸のキハ48「うみねこ」をご紹介したいと思います。

 

↑1月21日に購入ていたこの仲間たちのうち、キハ48「うみねこ」をご紹介いたします。

 

↑八戸にいたリクライニングシート仕様のキハ48「うみねこ」です。ネットを見ているとこの品番「98927」の他に、品番「93521」も発売されており、どうやら「93521」は2012年仕様のようです。

 

キハ58系は内装がリクライニングシート化される車両は多く見られましたが、キハ40系ではごくわずかしかおらずその中の1例となります。その他はジョイフルトレインを除くと急行「宗谷」用になったキハ400系、九州の観光列車くらいしか知りません。この車は東北新幹線八戸開業に合わせて非冷房・原形エンジンのままリクライニングシート化され塗装が変更されました。その後「リゾートうみねこ」が登場すると側面の「うみねこ」のロゴが消されました。Tomixさんからはこのロゴを消される前と消された後の両方が製品化されています。こちらの品番「98927」はロゴを消される前の姿になります。

 

この八戸の「うみねこ」、正直非常に地味な車両であり2回も限定品で生産されるというのが正直驚きです。これ以外にも旧秋田色や旧弘前色、東北地域本社色など製品化して欲しいキハ48は沢山あるのですが…。実際中古市場でも在庫がだぶついている状況で、定価よりも安く入手することが出来ました。

 

↑早速出してみました。昨日のキハ40系岡山地区「ノスタルジー」と同時に整備することにします。

 

↑無事に整備完了です。パーツの中には、エラー修正品としてこの「うみねこ」用のオレンジ色のタイフォンパーツが同封されていました。どうやら生産時にTomixさんは間違えて首都圏色の朱色5号パーツを同封してしまったようです。この「うみねこ」の地色は首都圏色と同じに見えますが赤みの強い「オレンジ色」になっていました。ちゃんとエラー修正パーツが用意されるなんてTomixさんは流石です。

 

↑以前KATO京都店さんのキハ58系小浜色を購入した際は、ジャンパ栓パーツの成形色が車体色と随分違うと紹介しましたが、先の「うみねこ」のオレンジと朱色5号の方があまり目立ちません。

 

↑トイレ付500番代のキハ48 555です。この手のアコモ改造車にしては珍しく非冷房・原形エンジンのまま改造されました。東北新幹線八戸開業に伴い新幹線連絡の快速「うみねこ」で使用されましたが、後継の「リゾートうみねこ」が2011年に登場するとロゴ類が消され、ヘッドマークも掲出せずにキハ48アコモ改造車として運用されました。しかし機関未換装なこともあり他地区へはあまり遠征せず、非常に地味な車でした。模型も単品のキハ48をそのまま塗装変更した仕様になっています。

 

↑トイレ無し1500番代です。こちらは1549番です。実編成ではこちら側に幌が付いていました。こちらも単品のキハ48と同仕様で縦樋が内蔵された後期グループになっています。

 

↑先日整備したキハ48盛岡色と並べてみました。八戸らしい雰囲気ですね。

 

↑八戸線は既にキハE130化されてしまいましたのでこの光景も過去のものですね。

 

↑キハ48 1500番代は、盛岡色の2両セットの車両は縦樋が外付けの車両がモデルになっており、「うみねこ」車はその車番から縦樋が車体内蔵になった後期車がモデルです。同じようなキハ48ですが金型を分けて生産しているのですね。こういった点に対するTomixさんの追求と気合はさすがです。HG製品だけの価値はあると思います。

 

地味な車両で当初あまり興味がありませんでしたが、以前八戸に赴任していたこともありその懐かしさと出来の良さで思わず買ってしまいました。限定品ですがたたき売り状態になっているのが少々可哀そうなくらいです。今ならお値打価格で入手できると思いますので、興味のある方はお早めに! 市中在庫が少なくなると一気に値段が跳ね上がるでしょうから。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!