多摩湖線から撤退が近いはずなのに、イマイチ危機感に乏しさを感じてきた西武新101系。
同じく撤退予定のはずの9000系最後の10両編成となった9104Fとともに、記録を日々可能な限りに
蓄積していきながらも、そのXデーはいつ?と気を揉みながら過ごしている。
そんな中、今日から恒例の多摩川線車両との交換に伴う甲種輸送が始まった。
今回多摩湖線から離れるのは、昨年10月25日に帰ってきたばかりのツートンカラー245F。
しかし今日は、これまで数回とは趣が異なるものになった。
まずは西武線内、いつもなら深夜のうちに小手指から所沢まで回送されるのだが、最近池袋線内で
東京メトロ17000系の試運転が行われている影響か、大幅に時刻が変更された。
なんと、11時過ぎに小手指を発車して所沢まで動いたのだ。
この異変に気づいたのは、所沢駅。
いつもだととっくにいて時間が大いに余るので、今までより初動を遅らせていた。
11時少し前に着いて6番線を見てもいないのと、9000系9104Fが狭山線に入っているのを確認して
急ぎ西所沢駅に移動しようとしたら、乗ろうとした電車が3分遅れていた。
どうにか乗って、西所沢駅に着いたところで
ありゃっ⁉️
いろいろ思ったが、後の祭り。
もうそれは仕方ないと腹を括り、次に気持ちを切り替える。
ここに降りたことで違う収穫もあったからね。
それらをこなして、11時50分頃に所沢駅に戻る。
もう、発車しちゃった。
あぁ、ちょうど12時か。
これはいつもの時間だったかと、数分後に気を取り直して秋津へ移動し始めると…
あっさり追いついた💦
ふっと顔を上げたら追い越しにかかっていてビックリ。
なんか今日はチグハグ。
…が、冷たい雨が身体にしんどいので、今回は周囲をゆっくり廻るのは取り止め。
新座貨物ターミナルまでの甲種輸送撮影は今回は回避し、また西武線内に戻り各種ネタ撮影。
それをこなしてから、国分寺経由で中央線に入り、地元国立駅で出迎える。
だが。
着いてみると、撮影者の多くが1番ホーム側にいた。
あれ?15日発売の鉄道ダイヤ情報では国立通過と出ていたけど??
どうも、直前にTwitterに出回った甲種輸送ダイヤと2番ホームの案内表示に「回送」と出ていた為
それに釣られた人が多くいた様子なのだ。
それでも、とりあえず2番ホームの東京側で少し待ってみると…
ここで停車時間を取ると撮り鉄が荒れやすい傾向にあったので、JR側もそれを嫌ったのだろう。
こういう部分も、撮り鉄のマナー再考を思う由々しき事象である。
ただ、いち地元民としては、こんなことで国立の名が広まって欲しくないから大いに歓迎だが。
今まで逗子(J-TREC)方面からの甲種輸送はここで停車していたが…
西武の甲種輸送はずっと通過していたから、却って新鮮だ。
逆に人の視線が気になる人も多いからなのか、ここでは極めて平穏に推移していたのが好対照。
まぁ、また荒れれば「このコロナ禍に」等々正義感ぶった論調が飛び交いそうだしね。
この状況でも点字ブロックをはみ出す一部の撮り鉄は、なんか引力に吸い寄せられてるのか?
深夜に武蔵境に向けて再び走り出していきますが、自分はここで打ち切って帰宅となりました。
実は出場前の武蔵丘車両検修場で撮っているものの、多摩湖線を含めた本線系統で走っている姿を
一度も撮れていないので(多摩川線すら先日初撮影)どうにか撮りたいものですが、さて。
まずは明日の甲種輸送ですが、天気がどうなりますやら…