ガラス完成。果たして顔つきはイメージ通りになるか? | 美軌模型店の待合室

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皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

 

東海顔の近郊電車を作ろう!その32

 

キメポーズとしては

まだ若干不足部分がありますけど

概ね全貌が見えてきた記念として

ちょっとカメラ目線で撮ってみました(^^ゞ

 

窓ガラスを入れたら

ちゃんとそれらしくなるもんですね!(*^^*)

 

昨日、ガラス完成!とか銘打ってましたけど

とんでもないホラでした。

肝心の前面が、まだだったんですもん(笑)

 

パーツはすでに切り出しておきましたので

保護膜を剥がして接着するだけです。

それぞれ現物合わせで形を取ってますので

向きと位置を間違えないように整理して

 

エポキシを少量つけて嵌め込みます。

つけすぎると

接着剤がガラスのフチに付着して

特に前面に関しては非常に目立ちますので

ちょっと足りないくらいかな、

と思うくらいの量を爪楊枝で塗り広げました。

 

実はこれが、

イマイチでも最早修正しにくいという

ぶっつけ本番の緊迫ポイントなのですが

 

ガラスを入れると目の大きさが変わって見え、

表情が装着前と違ってしまうケースがあるんですね。

 

ちなみにこちらが少し前の写真、

塗装前後をスッピンとメイク後に喩えるとすれば

ガラス装着はメガネと素顔の違いですかね?

美しい人はより美しく、

そうでない人はそれなりに・・・

故・樹木希林さんのCM名台詞を思い出します。

・・・って、何十年前の話でしたっけ(笑)

ちょっと雰囲気が変わりましたよね。

これを計算して作るのは難しいです。

しかも、この前提でデフォルメしすぎると

スケール感が無くなったり余計似なかったり

そこも模型の醍醐味ですかね(^^)

 

で、よりリアル感が出るのは

やはり桟を入れてからとなりますでしょう。

これまで手抜きも散々試してきましたが

折角ここまで作りましたので

質感は良いけど形状安定性に弱点のある

アルミテープ等で済まさず

0.1mmのアルミ板から切り出しました。

切断はエッチングパーツ等と同様、

ちゃんと平面を維持するために

固い金属の上で行いました。

いつもの百均ステンレス定規です。

 

ノギスコピーで窓の高さに切ったら

それをサク切りにして切り出し完成。

どうでしょうね、正確に測ってませんけど

この手順でこの材料を切りますと

0.1×0.2の角棒とか簡単に切れるんです(^^)

但し強度は知れてますから、

こうしたごく小さい部品作りに限られますけどね。

 

で、相手は透明ガラスですから

瞬間接着剤を使うわけにもいかず

ラッカーでアルミは接着できないので

またエポキシでくっつけます。

 

ガラスは絶妙に引っ込めてありますので

ガラスからは絶妙に桟が浮きます。

接着剤は少し粘り気が強くなってから

アルミ棒の両端につけて

上下のHゴムに橋を渡すイメージで接着しました。

ガラスにつけようと思うと

相当リスクのある一発勝負ですから

ノミの心臓の私にはできません(笑)

 

結果、こんな顔になりました!

さっきから似たような顔写真を貼ってますけど

わずかな角度の違いで表情が違って見えるのは

実物さながらではないでしょうか?(^^)

 

さて、ここでトップ画像を撮影して

いよいよラストスパートに入ります!

 

連結器はカトーカプラー密連形が

当鉄道のデフォルトです。

ここは皆様それぞれのカプラー事情によって

大きく作り方が変わるかと思います。

 

カトーカプラーもいよいよ

車体マウントを本格化してきて

そうした選択肢もありますでしょうし

トミックスのボディマウント使用なら

そもそも111~115系用のスカート付きなら

アゴまわりの一切の工作がポン付けで済みますから

 

まあ、今回は特殊事例としてご笑覧ください(^^)

客車をいじるうち

少し連結面間隔を妥協さえすれば

16番みたいな伸縮しない車体マウントでも

充分に走れるんじゃないか??

 

そんなマイブームから

今回は土台の大きいBタイプに穴をあけて

ネジで床板にとめることにしました。

 

上の写真の下側が先頭用で、

スカートに干渉しないよう

熱したマイナスドライバーで

組立用の突起を熱着して平らに仕上げ、

 

後退角の大きい今回のようなケースでは

大きな首振りのストロークは必要ありませんので

狭い範囲で角度がつくように短めに開孔。

このあと1.4mmのネジでとめますので

1.5mmのドリルで穴をあけておきました。

 

取付イメージはこうなります。

スケールの連結面間隔は3.3mm、

ステップ部分が1mm以上は後退してますので

その分を詰めても大丈夫、という計算です。

 

この方式でR250を通過するための

必要な連結面間隔は5mm強ほど。

(オーバーハングによるので車両によりますね)

その半分が2.5mm強、そこから1mm引くと1.5mm強。

 

実際にはカプラー下部のカギが当たりますから

そこまで詰めることは出来ませんが

このカギのギリギリ限界まで引っ込めても

走行上の影響は無いということになります。

 

測りようが無いので

定位置に置いて針でマーキングして、

 

横位置がちゃんと中間にくることを確認して

1.0mmで下穴をあけて準備工事完了です。

同時にうしろのカプラーも加工しておきました。

こちらはヒゲのついた土台の棒が

妻板とツライチになるくらいが基準位置です。

ウチの鉄道の場合は(^^)

 

カプラーについては正直、

最後までTNにしようか迷いました。

先頭だけ汎用のTNで格好をつけておき、

他は今回のカトーカプラーで、

という手もありましたが

 

黒いTNを持っていなかった、

という、かなりくだらない理由で見送りました(笑)

 

ちょっと半端になりましたが

次の工程に迷いもありますので

今日はここまでです。

 

ではまた明日(^^ゞ

 

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