1/28をもって5000系の5扉運用が終了します。半世紀近くラッシュ時の顔として活躍してきた5000系の華々しい活躍にピリオドがつきそうです。

そんな平日の5000系の運用ですが、面白いものを存在しており、その中でもトップレベルで知られてない珍運用が存在します。
三条6:33発→出町柳6:38着の回送電車。

平日に存在する5000系運用で唯一駅停泊する運用の、前日に京阪間通し下り最終列車F2301A 急行淀屋橋行として走行し淀屋橋で停泊、翌日に京阪間通し始発列車としてQ0502S 普通三条行で淀屋橋→三条と運行。その後三条→出町柳間は回送列車として走ります。

三条では先に折り返してきた5000系の普通と並びます。

三条到着後5分ほど停車しますが、これは後続の急行との接続兼退避待ちによるもの。
その急行、なんと3000系が充当されています。

急行を先行させたのちにゆっくりと出町柳へ。5000系が神宮丸太町を通過する唯一の列車です。

出町柳着。折り返しJ0607B 通勤準急 中之島行となり、通勤時間帯の顔として大阪へ向かいます。

ちなみに、何故三条→出町柳は回送運行となるのかですが、これは出町柳への送り込み運用にどうしても普通急行が集中し、輸送力過多になることが一因であり、退避が可能な三条で普通列車を打ち切って本数を減らすためかと考えられます。
実際、Q0502Sの後続の一般7連による普通(Q0504S)等も三条で運用を打ち切り、出町柳まで回送する措置を取っています。
1/30のダイヤ改正より、3000系の出町柳への送り込みが全て回送列車になり、急行が減便されるため早朝の三条止運用も大幅に減らされることとなっています。

ついに5扉運用終了まで1週間を切りました。悔いのないように記録したいですね。