日本国内で新型コロナウイルスの感染が初めて確認されてから早いもので1年が経過しました

一時期、昨年の11月上旬頃には新規感染者数かなり抑え込まれたことから、このまま収束に向かうかと思われましたが、その後第一波・第二波を大きく上回る第三波の襲来に再び緊急事態宣言が発出されることになりました

 

未知のウイルスに人類が脅かされるような出来事は、完全にSF映画のようなフィクションの中だけの物語かと思っていましたが、思い返せば人類はペストやらスペイン風邪といったウイルスとの死闘を繰り広げてきました

こうしたなか、どうしても新聞やらニュースに接していると、いったい何が正しいのかが分からなくなるもので、専門家やら学者ぶってる自称知識人の言っていることをはてさてどこまで信用すればいいのやら…

 

特に、不要不急の外出は控えるように言われて久しいですし、「観光地は逃げない」なんてことを言う人もいますが、例えば肥薩線のように自然災害で不通となるケースがあったり、首里城のようにある日突然焼失してしまうようなケースもあるわけです

特に、貴重な文化財なんかは見れる時に見ておいた方がいいし、行ける時に行っておいた方がいいのではないかと思うわけです

 

ところで、今回のコロナ禍で改めて私のように一人旅を頻繁に敢行する人間が世間の中で極めてマイノリティな存在であることが浮き彫りになりました

一人で計画を立て、一人で乗り物に揺られ、一人で飲食店に入るような人間はあまりいないようですし、そうした人間の存在を想像することもできないみたいです

 

何かにつけて”群れ”を形成して集団で騒がないと気が済まない陽キャにとっては冬の時代だと思うと、なんだか痛快な気持ちにもなります

未知のウイルスが襲来しようと何が何でも会食や飲み会の類をやりたがる人が意外と大勢いることに驚きを禁じ得ません

 

が、しかし、私にとっての一人旅が息抜きになるように、飲み会が息抜きになる人の気持ちも理解できなくはありません

 

いつまでこうした状態が続くのかどうか分かりませんが、こちとら仕事だけは平常運転なので、休日に気軽にお出かけくらいしたいもんです

できれば、引退前にもう1度185系「踊り子」に乗りたいところですが、さすがに無謀ですね