こんにちは。
今日はED75機番シリーズの第107回、712号機です。生抜きの秋田車、あまり撮影回数は多くありませんでしたが旅客列車の先頭に立つ姿を撮影できています。
ED75 712[秋] 1971年落成
奥羽、羽越本線用として秋田に集中配置された700番台の１両です。701～711号機までは国鉄時代に福島への転属歴があるので、秋田生抜きとしては最若番の機関車です。
国鉄民営化ではJR東日本へ継承され、引き続き秋田所属でした。
最初の撮影はこんなアングルでした。初めての”白陣”訪問の際、途中寄り道して撮影したものと思います。6連の50系客レを牽引して来ました。まだ比較的長い編成の列車が健在でした。
1991/04 奥羽本線（以下同様） 陣場－白沢 1624レ
雪の残る中、奥羽本線客レをED75重連牽引です。定期だったのか変運用だったのかは分かりません。
同じ列車の機関車部を横から撮っていました。712＋721号機、方転で1End側同士が連結されているのが分かります。碍子の配置が逆ですし、床下機器の形状も違って見えますね。
次位の721号機には区名札も入っていません。パン上げ走行ですが、何かあったのかな？
712号機は運転室側窓がユニットサッシ化されていました。
1992/03 鶴ヶ坂－大釈迦 638レ（2枚とも）
寝台特急あけぼのも牽引して来ました。サイドに光を当てたいという意図だったかもしれませんが、架線柱が微妙ですね。
1992/11 大釈迦－鶴ヶ坂 1001レ
これは定期重連牽引の列車でした。50系4連を牽引です。
1992/12 鶴ヶ坂－大釈迦 636レ
上の写真の翌朝、雪の中を早くから線路脇に立って撮影したものです。12系2000番台の5連、通勤時間帯の快速列車だったと思います。雪煙が寒そうですが、季節感です。
この撮影が最後になりました。
1992/12 鶴ヶ坂－津軽新城 3623レ
712号機は1994年初に廃車になっています。93年11月の奥羽本線客レ廃止で用途を失ったものと思います。
コマ数は少なかったですが、客レ、寝台特急と先頭に立って活躍する姿を記録できた機関車でした。
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以上ED75 712 機番シリーズNo.107、最後までご覧いただきありがとうございました。
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