皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

最近ブログ更新が諸活動に対し全然追いついていない状況が続いています…。眠いですが頑張ってレビューをしたいと思います。先日より先週末に整備したキハ40系のご紹介をしておりますが、これがラストになります。先日の近畿・岡山地区に続きキハ40系の東北シリーズです。

 

↑面白いものが出ていたので思わず手を出してしまいました。左沢線色はそんなに高くなかったので余り人気無いのでしょうか?

 

先週末はこの2セットを整備しました。実は東北シリーズはこの後に更に新入線車両があったのですがそれは別の機会にしたいと思います。

 

↑宮沢模型ブランドで発売されたキハ40左沢線仕様です。左沢線のキハ40系は1993年と1994年に投入された同線専用のキハ101に置き換えられ、後に新庄(本区)や会津若松・秋田へ転属しており早々に姿を消しました。同線仕様はワンマン運用車と非ワンマン運用車の2種類あり、ともに車内がロングシートになっていました。転属先の只見線でロングシートのこれに当たった時にはちょっとショックだったことでしょう。現在でも残党が秋田に在籍しています。男鹿線ではロングシート車が投入されたのでこの車は丁度良かったのでしょう。

 

↑盛岡色のキハ48です。八戸線・津軽線で主に使用されていました。しかし東北本線内の気動車運用が三セク化により電車に置き換えが進んだこと、津軽線の運用が秋田(弘前運用)に移管されたこともあり八戸のキハ40系は両運のキハ40で事足りるようになり晩年は殆ど見かけない車になってしまいました。

 

↑先週末はキハ40系の近畿・岡山車と同時に整備しました。指が疲れたー。

 

↑東北シリーズはこの4両です。キハ48は中古品で前ユーザーさんにより付属パーツが取り付けられていました。これはラッキー!

 

↑前回の近畿・岡山車整備の項でも掲載しましたが、パーツが多く大変です。。。

 

キハ40系のタイフォンなんて4種類入ってるけど90%はシャッター式の「小」しか使わないので、「こんなに要るのか!?」的な状態になってしまいます。それよりキハ58系を早くタイフォン別パーツにしてくれないかな? キハ58の方が種類が多くまた交換も激しいので有効だと思いますが。。。

 

↑という訳で整備完了です。と言っても盛岡色のキハ48は何もしてませんが…。

 

↑盛岡色のキハ48です。盛岡色のキハ40系は本家の盛岡区には配置が無く、八戸と一ノ関にしかいませんでした。一ノ関の車は北上線や大船渡線でキハ58系やキハ45系と共に活躍しましたが、両線はキハ100化が早く、1991年には八戸などへ転出し姿を消しました。八戸のキハ48は八戸線や東北本線の区間列車で使用されていました。八戸区のキハ40系は最後まで非冷房・原形エンジンで最近まで運用されていましたが、2017年にキハE130に置き換えられて消滅しました。廃車のペースは解体の都合からか遅く今でも在籍車がいますが既に廃車前提状態となっています。

 

↑便所付きの500番台は縦樋が埋め込み式の後期型(昭和53年度第3次債務以降 531~)になっています。キハ48は屋根上への衛星アンテナ取り付けは無かったようです。

 

↑便所無し1500番台は縦樋が外付けの初期型(昭和53年第2次債務まで ~1529)になっています。微妙に変えてきています。逆に500番台の初期型と1500番台の後期型が欲しい場合はどうするのだろう!? 切り継ぎ改造するしかないのかな??

 

続いて左沢線仕様です。

 

↑車体中央の3つの三角形は出羽三山をイメージしているとのことです。この塗装を知っている方はどれくらいいるのでしょう? というか宮沢模型さんはよくぞこんな地味なものを製品化しましたね。こうなるとますます旧秋田色や旧弘前色が欲しくなります。あとJR東日本ですと水郡線色ですね。

 

↑M車、T車とも雨どいが埋め込み式になった後期車(昭和53年度第3次債務以降 554~)がモデルになっています。同塗装車はワンマン用が540・541・542・578・579の5両、非ワンマン用が569~573の5両いました。ワンマン用は乗降ドア脇に電光式もしくは幕式のワンマン出入口表示があったためこれを再現するのを避けたのか、模型は非ワンマン仕様になっており、569と571の番号が印刷済みになっています。

これにワンマン扉表示器を追加してワンマン仕様車に加工するのも面白いかもしれませんね。

 

盛岡色のキハ40系はこの他に盛岡色と赤鬼色のキハ40が製品化されています。ただ双方ともに品薄で中古でもなかなか見つかりませんが、先日赤鬼を偶然見つけて入手しましたので別の機会でご紹介したいと思います。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!