どうも!今年はアメブロの方にもイラストを上げていきたいと思っているハローダです!

今回は歩く山手線駅図鑑(自称)的に、巷で話題になってない山手線の駅バトル系漫画…

「東京決闘環状戦」

をレビューしていきたいと思いまああああああああぁぁぁすッッ!!

※注意※
・鉄オタ観点も混ぜるため、少々辛口レビューです
・物申す場合がありますが、そこはご容赦下さい
・多少のネタバレあり


レビュー…から行く前に、まずは登場人物から紹介します!!

これから紹介する登場人物は、用心棒という山手線の各駅を代表する代理の闘士、いわば、駅の擬人化のような者である。

()の中の駅名は担当する駅

・安田 鯉之助(神田)※主人公


"下町のお祭り男"と言われる、四代目神田の用心棒。
熱血で人情深い江戸っ子であり、太鼓をこよなく愛する男。歴代用心棒のお墨付きのバチ「神龍の鋼鱗」を武器に様々な駅の用心棒と戦っていく。
第1回戦では薫と、2回戦では猫志と、3回戦では地藏と戦った。

7年前はただただ東京を散歩していたが、偶然神田の街に辿り着き、龍之心と三代目の用心棒に出会い己の弱い部分を殺した。

・海江田 薫(品川)


別名"怪物 アクア・オミット・マン"、無駄がとにかく嫌いで、学生時代に友達と親を排除し、日本ナノソフトの岡田剛と出会って以来は彼と自分以外の交渉を断ち、己の肉体を強化していき、用心棒の座を獲得した。生枠のビジネスマンで、理性があるが頭は"ウルツァイト製ホウ素"のカツラをしているため、意外にも脳筋である。

第1回戦では鯉之助の攻撃を"無駄"と言い張り続けたが、"無駄"を"大事"に捉える鯉之助の雄姿を見て、ついに激昂。縦横無尽に暴れ回ったが鯉之助の「神田流・一点撃破・激」で頭を砕かれ、敗北した。
その後も猫志や地藏に敗れ、再起不能となったため現在の彼の行動は不明である。

・大熊 猫志(上野)


別名"パンダマン"、最初は可愛らしいパンダの頭を被った大男の姿で現れたが、鯉之助との戦いの前に真の姿を表す。

とにかくパンダに対する愛が強く、上野動物園のパンダコーナーの壁にへばり付き、飼育されていたパンダを「神々しいパンダ様」と崇め奉り、やがて自分自身も"パンダ"となった。

幼少期からガタイは良いが、上野公園にいた子供に対して虐待を受けていたが、反撃するなど、その本性は"暴虐的"と言っても過言ではない。

パンダに対する狂愛を示し鯉之助を負かしたが、彼をライバルであり戦友と認め、第3回戦の棘山戦では鯉之助を見守るため観客として登場した。

・地藏 棘山(巣鴨)


別名"不動のじぞう様"、鯉之助の1、2回戦を傍観していた、体の至る所に棘を生やした老爺。しかし、1回戦目が終わった後にひっそりと現れ、(画像のように)嘲笑をした後に地面にヒビを入れる等、戦う前から強さを示していた。

過去には"立花メイ子"という幼馴染がいた。彼は太平洋戦争(アメリカ軍日本本土上陸作戦)の時に徴兵令を出され、伊豆諸島の無人島に上陸しやがてアメリカ軍を拘束した。しかし空襲で街は焼き払われ、幼馴染のメイ子も失ってしまった。

一度は鯉之助を追い詰めたが、激闘の末に彼の奥義「那由多」を受け抹殺された。だが、鯉之助とメイ子(精神世界で)、そしてみんなの思いにより息を吹き返し、自分の負けを認め、鯉之助を褒めた。

以下レビュー!!

・主人公は王道?の優しい熱血漢タイプ!!東京決闘環状戦(戦闘)は相手を殺す事でも勝利する事が出来る(という設定)のだが、主人公は「殺さない」と言う優しさがあるのが…(だがその後相手を殺すが生き返らせる)good!!それで対戦相手を仲間にするという友情の大切さを教えてくれるのも素晴らしい…!!

・とにかく地元愛がスゴい!!
この漫画は、山手線の新駅、高輪ゲートウェイ駅争奪戦と称した駅対駅(を代表する人間同士の戦い)の漫画なのだが、まるで「駅の擬人化(まぁ全員男だが…)」と言えるレベルで地元愛がスゴい!!
神田なら、江戸っ子品川なら、水族館経営者?だったり、上野なら、パンダ巣鴨なら、地蔵などなど…山手線各駅の特徴、モチーフをキャラに反映していていい!!

物申す!!(悪かったところ)

・終末のワルキューレの二番煎じ

上作品の作者がおすすめしている上比較するのは仕方ないが、とにかく二番煎じである。

あちらは「人類の存亡をかけた神VS人類のタイマンバトル」だがこっちは「高輪ゲートウェイ駅の用心棒になる駅はどの山手線の駅だ!!駅と駅のタイマンバトル」で、当然上作品と比べても規模が小さい!!(仕方ないが、私は山手線駅バトル漫画が出るのを望んでいた)

しかも終ワル同様戦うのは男対男!!擬人化された駅は全然男だ!!

女    の   用   心   棒   を   出   せ

で出てくる有楽町駅とか目白駅なんか想像したくもない!これでブス男ならもう、

この漫画読むのやめる!!

更に欲を言うなら、品川巣鴨女性用心棒として登場して欲しかったああああああああぁぁぁ

・何故品川の用心棒"噛ませ犬"ポジションのキャラにしたのか

品川駅東海道新幹線が止まる駅ですよ?しかも、

山   手   線   の   起   点(路線名称として)

という鉄道的にも超重要(上記の事など鉄オタが知ってるであろう鉄道路線、路線名称としての山手線の概念は一切語られない)で、乗降客数が非常に多い大ターミナル駅なのにも関わらず、扱いが酷い(乗降客数が少ない他の3駅に負けるという)

ただ単純に鯉之助のサンドバッグにしたかったのか?キャラデザも酷い…サラリーマンは脳筋じゃないし!!物事はしっかりと考えるし!!

品川の用心棒はあんなやや黒肌筋肉隆々太顔じゃなくて、細マッチョな美形のサラリーマンが良かった!!

・バトルエフェクトが単調

ただ単純に血しぶきと擬音、素早さを演出する漫画特有の演出は素晴らしいもののエフェクトがそれだけなので(大技を放つ時はイメージ背景が出る)、属性エフェクトとか付けて欲しかった…

薫なら水属性のエフェクト、猫志なら草木属性のエフェクトとか出して欲しかった…

以上ッ!!東京決闘環状戦(第17話まで)のレビューでした!!












俺が「RAILWAY FANTASY」というファンタジー風駅擬人化プロジェクトを開き、"駅擬人化"というものを教えてやるよ。

この漫画の作者さん?