1月11日、上野駅を撮影する前、管理人は北千住駅にいました。

北千住駅は東京メトロではなく東武の管理駅ですが、この駅もホームドアの設置準備が進められています。それと同時に、18m級8連と20m級7連が並立していた時代が終わり、その表示も消え去ろうとしていますので、その表示も記録しておこうと思いました。

 

まずこれ。「7両」という表示。「8両」、つまり8連が日比谷線に入ってこなくなった今、「7両」という表示は、もはや意味のないものとなっています。そのため、これは早晩貼り替えられるものと思われます。

 

「7両」いつまで見られる?

 

ホームの縁の部分に、穴を塞いだような跡があるのがお分かりいただけるでしょうか。これは言うまでもなく、ホームドアの筐体を据え付けるための穴です。ホームドアの稼働開始まで、取材時点であと2か月となりましたが、着々と準備が進められています。

 

ところで、北千住駅では始発電車について整列乗車を実施し、先発・次発・次々発とそれぞれ立ち位置が決まっていますが、7連と8連が並立していた時代は、扉位置にずれが生じました。そのため整列乗車が難しかったので、このような案内がありました。

 

乗車位置案内

 

これは7連だと扉位置がずれるため、こちらの扉からご乗車をという案内をしていたものです。既に7連に統一されたことで、このようは表示は意味がなくなっていますが、ホームドアが設置された暁には、撤去されるものと思われます。

 

そして小菅寄りの突端には、いよいよ「あれ」が設置されました。

 

ホームドアの一部

 

これは恐らく、ホームドアの配電盤の一部と思われます。

 

日比谷線の駅では、既に2駅でホームドアが稼働しており(秋葉原駅と虎ノ門ヒルズ駅。後者は開業時から稼働している)、1駅で筐体設置が完了していますが、北千住も3月14日初電から稼働させるとのことなので、それに先立って筐体が設置されるのでしょう。03系が、3000系が闊歩していた時代が、どんどん遠くなっていきます。

 

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【おことわり】

当記事は北千住駅が東武の管理下にあることから、記事のカテゴリを「営団地下鉄・東京メトロ」ではなく「東武」にしています。