撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

名阪国道 伊賀サービスエリア(2012.1.30) 旧東急 伊賀鉄道 モ205、ク105 陸送

2021年01月21日 20時35分06秒 | 中小私鉄
9年前に、名阪国道(国道25号線)伊賀サービスエリアで陸送中の旧東急1000系の伊賀鉄道200系を撮りました。
1枚目は、伊賀サービスエリアで駐車中のトレーラーに載せられた手前側はモ105(旧東急デハ1306)、奥側はク105(旧東急デハ1356)です。



2枚目は、モ105(旧東急デハ1306)です。
現在は緑色の忍者列車のラッピングがなされてますが、スッピンの珍しい姿だと思います。



3枚目は、車番が撤去されていたため窓ガラスに貼られていた1306号の表示です。



4枚目は、反対側から見た手前側はク105(旧東急デハ1356)、奥側はモ105(旧東急デハ1306)です。



5枚目は、ク105(旧東急デハ1356)です。
両車とも中間車に運転台が新設されて先頭車改造されてますが、前面の飾りの貫通扉枠がよく分かります。
また、元々の先頭車の前照灯は角形ですが、改造車は前照灯は丸形です。



6枚目は、車番が撤去されていたため窓ガラスに貼られていた1356号の表示です。



東急1000系は、1988~92年に日比谷線直通用として東横線向けに8両編成×8編成、、東横線、目蒲線兼用車として4両編成×4編成、池上線向けに3両編成×11編成が登場しました。
2013年の東横線と日比谷線の相互直通運転了により、東横線用の車両の一部は1000系1500番台に改造され池上線、東急多摩川線に転用されています。
また、VVVFインバータ制御が装備され、地方私鉄で使いやすい18m級3扉構造のステンレス車で車歴も浅かったことから、多くの車両が地方私鉄に譲渡されています。
伊賀鉄道には1010Fの先頭車2両、中間制御車2両、1006Fの先頭車2両、中間車4両が2009~2012年に譲渡されました。
デハ1306、デハ1356は最終譲渡車で、現在では205Fの2両編成で活躍中です。

この日はたまたま名阪国道を亀山方面に車で走っていて、伊賀サービスエリアの天理方面の駐車場に1000系を載せたトレーラーが駐車しているのを見掛けました。
カメラを持っていたので、最寄りのインターチェンジで降りて折り返して戻り、撮ることができました。
鉄道車両の陸送を撮りに行くことはないのですが、たまたま撮ることができて運が良かったです。

関西や東海地方以外の方には馴染みがないと思いますが、名阪国道の名古屋側は東名阪自動車道(東名阪)、大阪側は西名阪自動車道(西名阪)の名称の有料道路ですが、中間の天理IC~亀山IC間は一般国道25号の自動車専用道路です。


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