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TOMIXから発売されている、小型ディーゼル機関車 ファーストセットを購入しました。

初心者向けに車両・線路からパワーユニットまで、鉄道模型を走らせる最低限のものがお手頃価格でワンセットになったものですが、ベテランの方にも楽しめる内容となっています。

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箱はベーシックセットに比べると比較的コンパクトで、横32.5㎝×縦24.5㎝でした。
ちょっとした本棚にも立てれるようなサイズで、部屋に置いても邪魔になりません。

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中身を取り出すと、段ボールの仕切りに各車両がケースに入っています。この仕切りは下段もあって、車両を取って上段を開けると、白い箱に入った線路類とコードが出てきます。


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鉄道模型を走らせた後、再び段ボールの仕切りの中にそれぞれを戻すして片づけるのは少し面倒ですので、どちらかというと、箱と段ボールはあくまで梱包用のもののようです。


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ちなみに、特典が入っていて、ビコムの小田急GSE後方展望のブルーレイが入っていました。
これは予想外の特典ですが、私はブルーレイ再生機を持ってませんので、とりあえず保留(笑)


さて、このセットの注目は何と言っても、DC51 1と名付けられたCタイプのディーゼル機関車です。


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Cタイプディーゼル機関車は、トミックスのフリースタイル機関車として歴史が長く、今までも何度か色を変えたり、ベーシックセットに特別カラーとして入っていたりしました。

今回は、その新しいカラーがDD51の初期型のような塗装で、これを手に入れるためにこのセットを買ったようなものです。

フリーとはいえ、この車両が気になってる方も少なからずいるのではないでしょうか。

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セミセンターキャブですので、反対側では表情が違うのも、またCタイプの特徴です。

せっかくなので、手元にある色違いのCタイプ機関車と並べて見ました。


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両車まったく同じ金型ですが、塗装が違うだけで別形式のようです。


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こうして見ると、DC51は本線用、もう一方は入れ替えや引き込み線専用機のようですね。


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付属の貨車はコム1が2両、冷凍用と一般用コンテナをそれぞれ積んでいます。

コンテナを付け替えて、また違った表情を楽しめるのも、初心者向けセットとしては良いのではないでしょうか。

また、2軸貨車を増やしていって、編成を長くするのも楽しいでしょう。


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せっかくなので、手元にあった京都鉄道博物館で買ったヨ5008を繋いで走らせてみました。

Cタイプはミニカーブレールを通過しますので、半径140㎜の小判型エンドレスを組み上げて走らせています。

小さいエンドレスなので、例えばわざわざモジュールレイアウトを引っ張り出して、コードを繋いでいって・・・という大がかりな準備をしなくても、仕事終わりの帰宅後や寝る前、少しだけ模型を走らせて没頭したい・・・と言う時にピッタリです。

車両を購入するだけだとお値段が高めですが、このオリジナルカラーのCタイプ機関車セットがいつまで販売されるかわかりません(ベーシックセット類は商品内容の変更が短サイクルであります)ので、思い立った時に買っておきたいと思っていました。

初心者の方にはもちろん、ベテランユーザーにもお勧めです。