「ウエストエクスプレス銀河」3月から再び関西~山陰 「旅行商品専用」は継続



JR西日本は1月21日、寝台風の座席などを設けた長距離列車「WEST EXPRESS 銀河(ウエストエクスプレス銀河)」について、3月26日から6月26日までの運転計画を発表した。関西と山陰を結ぶ夜行特急として運転され、下りはおもに月・金曜発、上りはおもに水・土曜発になる。運転区間と停車駅、時刻、運転日は次の通り。

「ウエストエクスプレス銀河」とその車内。【撮影:鉄道プレスネット編集部】

●運転区間・停車駅・時刻:下り(京都→出雲市)
京都:21時15分発
新大阪:22時07分着・22時17分発
大阪:22時21分着・22時28分発
三ノ宮:22時50分着・22時51分発
神戸:22時53分着・22時55分発
西明石:23時12分着・23時15分発
姫路:0時40分着・0時42分発(一部の日は23時48分着・0時42分発)
生山:6時02分着・6時34分発
米子:7時46分着・7時56分発(一部の日は7時46分着・8時18分発)
安来:8時04分着・8時28分発(一部の日は8時26分着・8時28分発)
松江:8時45分着・8時48分発
玉造温泉:9時01分着・9時02分発
宍道:9時15分着・9時17分発
出雲市:9時31分着

●運転区間・停車駅・時刻:上り(出雲市→大阪)
出雲市:16時00分発
宍道:16時15分着・16時16分発
玉造温泉:16時27分着・16時30分発
松江:16時37分着・17時05分発
安来:17時27分着・17時29分発
米子:17時38分着・17時48分発
根雨:18時25分着・18時58分発
備中高梁:21時25分着・22時00分発
神戸:5時46分着・5時47分発
三ノ宮:5時50分着・5時51分発
大阪:6時12分着

●運転日:下り(京都発)
3月26・29日
4月2・5・9・12・16・19・23・26日
5月3・7・10・14・17・21・24・28・31日
6月4・11・14・18・21・25日

●運転日:上り(出雲市発)
3月27・31日
4月3・7・10・14・17・21・24・28日
5月5・8・12・15・19・22・26・29日
6月2・5・12・16・19・23・26日

下りは姫路駅(金曜始発のみ)と生山駅、上りは根雨駅と備中高梁駅で、特産品販売や客の出迎えなどの「おもてなし」を行う。備中高梁駅の場合、「備中瓶詰(ピクルス)」や「高梁紅茶」などの特産品と、車内での夜食向けとして地域の食材を使った弁当を提供。特定の日に備中神楽などを披露する。

「ウエストエクスプレス銀河」は昨年2020年9月に運転を開始。9月から12月までは京都・大阪~出雲市間の結ぶ夜行特急、12月からは大阪~下関間を結ぶ昼行特急として運転されている。今年2021年3月26日からは、再び京都・大阪~出雲市間の夜行特急として運転される。

当初の計画では一般の臨時列車として運転されるはずだったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、旅行会社が発売する旅行商品の専用列車に。3月26日以降も引き続き旅行商品専用列車として運転される。商品の詳細は2月10日以降、「ウエストエクスプレス銀河」の特設ウェブサイトからリンクする日本旅行の専用ウェブサイトで案内される予定だ。