こんにちは。


前回の続きです。






苫小牧から日高本線で鵡川で向かいます。

日高本線は鵡川〜様似が2015年の高波により被災して不通となっています。
そして2021年4月をもって正式に廃止となります。





列車自体は鵡川止まりなのですが、代行バスで様似までいけるためか、案内には、様似行きとなっています。




日高本線カラーの青と白の列車です。





日高本線と書いてあります。


苫小牧 14:33発 普通 鵡川行き






列車は苫小牧をでてしばらく千歳線と並走します。





ここで千歳線とは分かれ、日高本線は南東へと走っていきます。







千歳線とわかれると、王子製紙の工場がみえました。
苫小牧らしい景色です。





苫小牧を出て、10分ほどかかり、最初の停車駅勇払駅に停車します。

1駅で雰囲気ががらっと変わります。







勇払駅をでてすぐの勇払川です。
こんなに遮るもののない景色も珍しいですね。
とてもきれいです。






次の停車駅、浜厚真駅手前の厚真川です。

このあたりに苫小牧のフェリーターミナルはあります。結構郊外になります。




勇払駅を出て10分ほどで浜厚真駅に停車します。





駅舎は客車改装のものになりますが、塗装が真っ白なのは珍しいです。





続いての停車駅、浜田浦駅です。





この駅も回りは目立った建物がなく、ポツンと駅舎があるだけです。












鵡川 15:03着

苫小牧をでて30分、終点鵡川に到着しました。



これにて筆者はJR北海道の路線は一通り完乗したことになりました。
厳密にいうと、日高本線のこの先の鵡川〜様似は乗っていないのですが、鉄道が動いておらず代行バスな上、もう3月で廃止となるので完乗という扱いにしました。





ホームは2つありますが、位置がずれています。
奥の駅舎の方に向かって利用客は歩いて行きます。








列車代行バスの看板もありますね。






列車とホームを撮影しました。
ここから先に列車がいくことはもうありません。








駅舎は木造となっています。




駅前には代行バス静内行きが待機しています。

様似までは1本で行かず、途中の静内で別のバスに乗り換えることになります。


この先にいくと帰りの飛行機の時間に間に合わないので今回は苫小牧に引き返します。






JR列車代行バスと書いてあります。
観光バスなので快適ですね。





駅舎の中にはバスの時刻表と、




JRの時刻表が書いてあります。
苫小牧駅は昼間の時間帯は本数が2,3時間に1本しかなく、様似方面にいたっては朝8時台の次は13時台までありません。夕方は結構本数がありますね。







鉄道事業法に基づく廃止届の公示が掲載されていました。
令和3年11月1日が廃止予定日となっていますが、前倒しで4月1日に廃止となります。



駅の待合室です。
バスや列車の時間まで屋内で待機できます。







鵡川から様似方面を撮影しました。
もう列車が走ることがないと思うと寂しいです。






そろそろ折り返しの列車の発車時間になったので列車に戻ります。







鵡川 15:12発 普通 苫小牧行き


わずか9分ほどの滞在で苫小牧に引き返します。








2両編成の日高本線仕様の車両に乗りました。
座席も紫色と特徴的です。





車内にも代行輸送の案内がありましたが、代行輸送ではなく廃止となるのでこの表示ももうなくなるのでしょう。



苫小牧  15:42着


苫小牧〜鵡川は行きも帰りもきっかり30分でした。


今日はここまで。


次回をお楽しみに!