こんにちは。
今日はED75機番シリーズの第106回、104号機です。
一般形の1両ですが、撮影回数が少なかった機関車、古い写真ばかりでちょっと苦しい画像も出て来ますが、ご了承ください。
ED75 104 [長] 1967年落成
短期の貸出しはあったようですが、ずっと長町機関区所属でした。
最初の撮影はまだ国鉄時代、霧の中寝台特急あけぼのを牽引してやって来ました。
この頃は寝台特急を若番の一般形が牽引してくる姿も見られました。JR化後は700番台牽引が基本になりましたが。
1986/09 東北本線(以下同様) 久田野-白河 1006レ
上のあけぼのと同じ日、霧が晴れた中、黒磯から車扱貨物列車を牽引して折り返して行きます。ド逆光のネガ写真、色調補正はあれこれやりましたがこの程度が限界のようです。また、トリミングしまくっています。幸いピンは乗っていたようです。これをUpしたのはカマ次位、空車?のようですがチキに見えます。JRになってからはレール輸送”工臨”としてチキだけの組成が一般的でしたが、国鉄時代は車扱貨物に連結されるケースがあったようですね。
1986/09 白坂-新白河 3181レ
国鉄時代も残り1週間ほどになった日に撮影していました。貨車はワムハチかな?一般形の標準スタイル、いい顔立ちでした。
1987/03 新白河-白坂 5160レ
これも上と同じ日、黒磯からの返し運用です。今度は重連貨物列車の先頭に立ちます。
これも後ろに連なるのはワムハチかな?
約1週間後の国鉄民営化ではJR貨物に継承され、引き続き[長]所属でした。
1987/03 白河-久田野 5161レ
とび色の貨車を連ねてやって来る車扱貨物列車です。後ろの方はワムハチでしょうけど、カマ次位から数両は車体の長いボギー車に見えます。台車部に斜めにダンパーが見えるのでTR223を履いたワキ6000かな?
JRへ継承され後長く活躍する筈だったでしょうが、これが最後の撮影になりました。
1990/05 平泉-前沢 5261レ
104号機はこの数が月後、剣吉駅で踏切事故に逢ってしまい、1992年付で廃車になっています。なので撮影回数は少なかった..残念な結末になってしまいました。
とはいえ活躍の姿は何とか記録できていました。旅客は寝台特急のみ、貨物は全て車扱牽引の姿、というのもこの機関車だけだったと思います。重連も何とか撮れていましたね。
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以上ED75 104 機番シリーズNo.106、最後までご覧いただきありがとうございました。