皆様こんにちは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。
先日1月15日にキハ40系烏山線シリーズを整備した際に、比較対象でキハ40四国色がちょろっと登場しました。今回はこのJR四国色をご紹介します。JR四国色のキハ40系はTomixさんから今月発表の新製品情報で2021年6月頃にリニューアル再販されることが発表されました。主に動力のリニューアルのようで、ちょうど私はキハ40のT車のみ2両入手していました。
↑先日烏山線のキハ40 1008をご紹介した際に登場したキハ40四国色。今回はこの車を見てみたいと思います。
↑Tomix製8462 キハ40JR四国色です。2021年6月の再販の際は動力がリニューアルされ品番も変わりますが、このキハ40T車は動力無しなのでこの旧番のまま再販されるようです。
↑キハ40 JR四国色です。ただの塗り替えのみならず、新規金型により特に後位側に特徴があります。
↑良く見ると列車無線アンテナの取付穴が既に開いています。賛否両論あるようですが、JR化後の塗装変更車はほぼ全車アンテナ付きですので、私にとっては穴あけの手間が省けて非常に助かります。キハ40を20両、アンテナ40個分、80か所も穴を開けていると親指が腱鞘炎みたいに痛くなり大変ですから…。
では早速アンテナ・タイフォンなどの付属パーツ取付を行い整備します。
↑ウチには年始早々に届いた車も1両おり、計2両になりました。
↑徳島では原則前位寄りが幌付きのようです。
↑この車の特徴は何といってもその屋根上で、比較的初期の角型キセのインバータークーラーと、便所が撤去された際に水タンクも撤去され平滑になった姿が再現されています。更に、旧水タンク低屋根部にあった、側面ステップで屋根に上った際の手すりがそのまま残されており、この部分のみ微妙に低屋根時代の痕跡が残っている姿まで的確に再現されています。また、横長の便所窓は反対側である3位側と同じサイズのユニットサッシ窓に改造されており、ここに便所があった痕跡が殆ど無くなっています。いやはや凄いですね。
床下については、実車は油タンクの横にある暖房用熱交換器が撤去されて冷房用の発電機が搭載されているのですが、これについては再現されていません。
↑角型キセのインバータークーラーが特徴です。キハ40系冷房化初期のJR東海のキハ40系やJR北海道のキハ400系も同じようなクーラーが採用されています。JR九州・西日本・東日本では当初床下冷房のAU34が採用されましたが、後に屋根上に熱交換機を移設したり冷房装置を交換したりするケースもあります。
↑Tomix製のキハ40系は実車の屋根上バリエーションを多く再現しています。これらを入れ替えるとまた違ったバリエーションを再現できたりするのですが、屋根板のみの分売は無く、交換が成立しない場合は1両を種車として捨てることになってしまうので勇気が必要です…。
Tomix製のキハ40系はJR化後の様々なバリエーションを再現し生産されており、またそのディテールも素晴らしく非常に高評価なのですが、製品の種類があまりに多いため限定品はもちろん通常品にについても次回生産がいつになるのかさっぱりわからないという問題があります。発売された時点で入手しないと次回いつ生産されるのかも分からず、私のように途中で模型界に復帰した者としてはプレミア状態になってしまっている製品に手を出すか出さないか、非常に悩ましい状態になっています…。KATOのように安定供給を優先してあまりバリエーション製品を出さないか、Tomixのように安定供給は諦めてバリエーション品を出しまくるか、両社とも戦略の違いが見えて面白いのですが集める方は大変ですね…。
ということで今回はJR四国のキハ40のご紹介でした。キハ47は中古品を探していましたがTomixさんからリニューアル再販がアナウンスされましたのでこれが出るまで待つことにします。次回はキハ40系関西地区シリーズをご紹介したいと思います。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!