鉄道旅 〜 松山→伊予西条 | なすの258号のブログ

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鉄道のことを中心に書こうと思います。


大晦日の夜は、松山駅近くのホテルに泊まり、翌日のお正月は、松山駅から、鉄道旅を始めていきます。

松山駅前からは、大手町の踏切も見えていて、朝も、市電と郊外線の電車との組み合わせが撮れました。




2021年最初の鉄道旅は、松山発 伊予西条行きの列車です。

松山駅構内には、車両基地が併設されているのですが、一部の線路が撤去されていました。
近い将来、JR松山駅も高架化されるようで、もしかしたら、次にこの駅に来た時は、高架化に向けた工事が、本格化してると思います。


松山駅を出発した、伊予西条行きの普通列車。車窓に並走する線路は、伊予鉄高浜線の線路です。


前日に高浜線の電車から見た予讃線。
今度は、予讃線側から、高浜線を見下ろします。

進行方向左側には、瀬戸内の海が広がります。



車窓をずっと眺めていたら、扇状地のような地形が見えました。

四国山地の山々も、列車から見ていると、意外と険しい山々でした。


さて、伊予西条駅には、鉄道歴史inSAIJOがあります。
四国にある鉄道博物館のような施設で、こちらも一度行ってみたいなと思い、降りてみました。

ところが、世はお正月。資料館は、閉館していました。

その代わりに、野外で保存されていた、フリーゲージトレインを見ることができました。

四国に展示されているのは、2代目の車両で、この試験車両も、四国の予讃線などで、試験走行をしていました。
フリーゲージトレインは、なんと言っても、この特徴的な台車と車輪です。

この車輪が、線路の幅が変わる所で、在来線の幅から新幹線のレール幅に自在に変えられます。

フリーゲージトレインは、新幹線に乗り入れるのを前提に造られているせいか、車体は新幹線のような造りになっています。
車輪の幅を変える所で、様々な問題が発生してしまったがために、結局実用化はされず。

九州新幹線の長崎ルートも、このフリーゲージトレインを走らせようとはしていたものの、結局、断念せざるを得ない状況になってしまいました。


ちなみに、こちらの3代目になるフリーゲージトレインは、九州新幹線の熊本の車両基地にいます。